イチロー的こころ（旧版）

またまた出てまいりました、ヤッターワン。

相棒のアヒルのところの「リッキー君」であります。
恥ずかしながら、ここで会うまでこの犬種のワンコの経験がありませんで
したが、出会って一気に夢中になる。

今は部屋に入るなり、リッキーの存在を探してしまうのです。

リビングのテーブルで打ち合わせがはじまり、盛り上がりはじめると、
背中で、「リングリング」と声をかけてくるリッキーはきまぐれワンコであり
ます。

話に入ってきますが、振り向いて「リッキー」と呼んでも答えるとは限らな
い、耳を振り振り、よそを見てしまったりするのです。

そうかと思えば「おはよう」に、「カワイイッテイッテ」などと甘えて目をピカ
ピカさせているのです。

打ち合わせも佳境になって話にむちゅになっていると、フローリングに足
を少し滑らせながら足元まで歩いてきてじゃれる。

尻尾をフリフリ、やってくるのです。

でもね、時々自分のハウスが見えない廊下の奥まで勝手に歩いて行って
しまうそうですよ。

ハウスに戻れば自分で餌を食べられますが、遠くに行けば戻れなくなって
しまう。

ちゃんと自分の目でハウスを探すことができますが、お腹がすいて周りを
見回してハウスが見えないとキョロキョロして探すのだそうです。

ワンコですから、暗いソファの下などをめがけて冒険に行きますが、ときど
きお腹が減りすぎて歩けなくなっていたりすることもあると聞きました。

リッキーワンコは、とてもやさしい声で話す子です。
気ままだから、必ず答えたりしてくれないから、「おはよう」の声や、「リッキ
ー」の呼びかけに答えてくれないと、こちらが考えてしまう。

聞こえなかったかな？、ちょっと驚いちゃったかな？

リッキーは優しい心にさせてくれる、小さなワンコなのです。

今では珍しいこの犬種のワンコ、事務所で飼って見たいなと思うのです。