イチロー的こころ（旧版）

山深き、庵に男集まりて　海の話はどこまでも続く。

モミジが若くしっかりとした葉を茂らせるこここは山荘です、などと書き出して
しまいそうなほど、静かな軒の下に集いました。

招いていただいたのはランドマーク・プランニングのemuさん、仕事仲間でも
ある＜カケスタ☆KakeSta＞ のたかひろさんがいらっしゃると連絡をいただ
き、相棒のもとおさんと伺った午後でした。

朝からの雨が止み、小石をジャリと敷いた庭はしっとりと湿り、洗われた緑
たちはさらに力づよくなり、射しだした日を遮っている。

まるで山荘の趣の中で海の話をするのです。

このところ会う人ごとに、浜名湖に生まれたばかりの「HAMANAKO-BASE
」の話をする。

忙しく働く中で、共有できるスペースを海辺に持った遊び独立国をつくる構想
は少しづつ共鳴していただいているのです。

「そろそろ少し間引きしますよ」とemuさんが言うのは、初夏の力強い緑が空
を覆うほど育っているから。

BASEの構想も茂らせ、皆で風とおしのよい運営がしたい。

山に見えるラウンドテーブルは、山は山でも浜松の少しだけ郊外の半田山に
あるのです。

思えば４人とも、音楽が好きで自由な時間を音楽を聴いて過ごすリラックスタ
イムを持っている。

今はまだ構想中なれど、小さな放送局とＷＥＢに展開する放送を計画もして
いるのです。

海には海の音楽があり、スピード感がある。

音楽と車好きたちは、しっかりと共有できる時間がとれそうなのでした。