イチロー的こころ（旧版）

毎度、おなじみぶん屋の話であります。

人が焼津におりますのに先ほど電話がありまして浜松古人見の魚すずでカツ
丼食わないか？などと言う。

昼前の身でありまして電話口で「大盛りはうまいぞ」などと言われて益々腹
が減ってまいります。

時にイチローは焼津旧国一号あたりで考えた。
(これね携帯でピコピコ打っております)

ぶん屋は日本カモシカである！

小間物屋ですから和ものを扱いますが、絆纏、簪、トンボ玉、お盆に風呂敷、
下駄、袋物などを商いますが、並べておいて「買っとくれ」なんて気楽には
売らない。

和ものには古くから続く文化がありまして用いるにさまざまな知恵やしきた
りなどがございます。

それを今の時代にあわせながら勧めようってぇわけで、じっくりえらんでも
らいながら話をしようなんて商いをしております。

和の文化は決して派手に用いるのではなく、さりげに使うところに良さが出
てまいります。

目立つのではなくふと目にとまるという風情であります。

ぶん屋からいただきました紀州湯浅醤油の九曜むらさきを大事にいただいて
おりますが、モンド賞を受けた貴重な醤油ながらなんのへんてつもない瓶に
入っております。

蓋を開け、浅漬けの漬物にちょいとかけますと違いが出る。煮物しかりであ
ります。

和なるものは醤油味噌、酒にいたりましても醸す文化であります。

時代変わりましても醤油を忘れず、味噌汁を美味いと感じるのが我々である。

少々ラーメンとカツ丼大盛りが好きでありますが、暦を大切に小間物を語り、
サラリと絆纏の裾翻すごとく生きておりますぶん屋を贔屓にお願いいたします。

ここにぶん屋は日本醸し家であると言う結論を持ちまして、アポの時間調整
時間のブログ書きを終わります。

あと五分だ！