イチジクの陰

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イチジクの陰

大きな葉を日除けにしてイチジクの子が育っています。

見上げた空は真っ赤に燃えて、額の汗が目に染みれば痛いほどに塩辛い。
水をいっぱいとらなければいけませんね。

大きな植物たちは畑の隅っこでただ雨を待って水を吸い上げています。
あまりに日照りが続くと毎朝会ういちじくたちが心配になってしまう。

その向こうに袋をつけた桃も心配です。

秋に実る実たちはもう少しづつその実を膨らめています。
セミが鳴き始める頃にはポチンとつけた実をもう見つけることができるのです。

私たちもたくさん水を飲んで夏に立ち向かわなくてはいけませんね。

雨の水を求めて私たちの見えない地下を探す根っこがイチジクの木を大きく
育てています。

小さないちじくは日除けの下に守られています。

そのうち大きく育ってその実を食べて私たちも小鳥たちもいちじくのありがた
さを知るのです。

育て育て緑のいちじく、真夏は育ちの季節なのですから。


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この記事へのコメント
コメントいたします。
シルバーの光の世界。
心に届きます。
無の中で自然に光を感じる。
1年経ちましたね。
Posted by 大黒屋 at 2008年07月17日 09:04
大黒屋さん、コメントありがとうございます。
まぶしい光はシルバーの光、心の中に射し込んできます。一年、お目にかかって学んだひとつの光です。
Posted by イチローイチロー at 2008年07月17日 11:10
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    コメント(2)