神明の亀

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神明の亀

迷いがある時は、または迷いそうな心の時は光を拝むとよい。

昼時間に蒲の神明宮で手をあわせてまいりました。

お宮の森の空間は高く、前を行く人の二拍の拍手が「パンパンッ」と響き、
すれ違いながら軽く辞儀をかわせば、光の前にひとりになるのです。

弁財天の赤い太鼓橋の池には、今日もいつもの亀が噴水の光の下に
陣取って、水の光を一身に浴びています。

シャッターを押すたびに首の角度が違うのは、光の水を浴びる亀の喜び
を表しているのです。

初めて太鼓橋を渡ると亀を見下ろしてしまいます。

なんだかいけない感じがして、やはり池の端で亀を写真におさめてまい
りました。

一心に光の水を浴びることを教える亀は光あるところで浴びつづけるこ
とを教えてくれます。

何度行ってもここにいる亀は、暗示してくれているのです。

光を浴びなさい、水を一身にあびながら静かな心で暮らしなさい。

そう教えてくれているように思うのです。


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