イチロー的こころ（旧版）

いただいたハゼの佃煮を右肩上がりに置いた。

一文字はイチローと名付けた両親の願いながら二番位の人生を
歩いている。

いただきものながら、このハゼはうまい。
釣りのレポートはしても釣りはしない男ながら、ハゼ釣りくらいは
経験がある。

ググッとくるあの引きが独特で楽しく、カエルのように目が飛び
出た顔の魚が釣りあがってくるのは楽しいものである。

佃煮ならば浜名湖は入出の野吉商店のが美味い。

かつては年始の挨拶に欠かさず持参したのは、餅に飽きた頃、
佃煮ご飯が美味しいからだ。

野吉に行くと浜名湖で採れるあらゆる魚が佃煮になっていて楽しく、
籠に入れながらあそこにも、あそこにもと世話になった人や友人の
顔が浮かび、思わず買い過ぎてしまうのです。

たまには湖西の入出に行きたいな。

佃煮好きはご飯好きなのだ。また食べ過ぎてしまいます。

ごちそうさまでした。