イチロー的こころ（旧版）

凧が近づき、毎晩のようにラッパと太鼓の音が聞こえる浜松市内です。

本年の参加は174町となり、中田島の凧場は益々初凧揚げが盛んとなる今年
のまつりです。

その中で子供たちが一線に立って張り切るのがラッパ隊です。
勇壮な凧揚げも、初練りもラッパと太鼓の音が勢いをつけるもの、子供たちは
自分たちが吹くラッパで大人たちが張り切るのを見て楽しくて仕方ありません。

わが町遠州浜では、組長・総監督を先頭に、町旗が続き、その後ろにラッパ隊
が並びますから、まさにラッパは練りを先導し、扇動する集団となります。

大人たちに混じって活躍する子供ラッパ隊も、もちろんこの列の中にいます。

２月から練習を重ね、初心者の小さな子供たちも立派にラッパが吹けるように
なり、いよいよ次の日曜日の初凧糸目式では町内を歩いてラッパを吹くことに
なります。

子供ラッパ隊の晴れ姿に、一緒に凧に出ようというお父さんお母さんも増えて
います。

遠州浜は今年20周年、当初の子供ラッパ隊の子供たちも若い衆となって帰って
くる頃です。

ドンドンパッパッとラッパと太鼓のリズムに合わせ、初練りが行く凧の夜が近づ
いてまいります。