2009年05月10日11:56
「重い重い、でもがんばります」と雨をたっぷりと吸った大町旗を持つ青年が言う。
凧は揚げられなかった5月5日は雨となりましたが、初練りは雨の中でも行われ
ます。
役員は合羽を着ないのも心意気と、ずぶ濡れの仲間と初練りを終え、大通りを
一杯になって会所を目指します。
まつりの全日程を成し遂げ、責任を全うした副組長らが肩を組んで進みます。
誰からともなく、提灯を左右に振る「遠州浜スウィング」がはじまり、練りは通り
一杯になっていきます。
先行して会所の前で待ち受けるのは子供連の女性のみなさん。
凧は女性らの力も得て一つの組をつくっています。
帰ってきた男たちに提灯スウィングで呼応しています。
全員の笑顔、びしょびしょに濡れているのは誰しも同じ、会所に入れば今年
のまつりが終わってしまいます。
副組長の肩組みの列が会所に入っていきます。
まつりを成し遂げた顔が肩を組んで入っていきます。
同じ雨に濡れ、達成感を得た男たちが帰ってきました。
まつりとは、こうして同じ体験や経験をした戦友たちを作って育ててゆくもの
なのです。
遠州浜スウィング≫
カテゴリー │凧ばなし
「重い重い、でもがんばります」と雨をたっぷりと吸った大町旗を持つ青年が言う。
凧は揚げられなかった5月5日は雨となりましたが、初練りは雨の中でも行われ
ます。
役員は合羽を着ないのも心意気と、ずぶ濡れの仲間と初練りを終え、大通りを
一杯になって会所を目指します。
まつりの全日程を成し遂げ、責任を全うした副組長らが肩を組んで進みます。
誰からともなく、提灯を左右に振る「遠州浜スウィング」がはじまり、練りは通り
一杯になっていきます。
先行して会所の前で待ち受けるのは子供連の女性のみなさん。
凧は女性らの力も得て一つの組をつくっています。
帰ってきた男たちに提灯スウィングで呼応しています。
全員の笑顔、びしょびしょに濡れているのは誰しも同じ、会所に入れば今年
のまつりが終わってしまいます。
副組長の肩組みの列が会所に入っていきます。
まつりを成し遂げた顔が肩を組んで入っていきます。
同じ雨に濡れ、達成感を得た男たちが帰ってきました。
まつりとは、こうして同じ体験や経験をした戦友たちを作って育ててゆくもの
なのです。