ポップコーンをほおばって

カテゴリー │デキゴト路地



我らの世代はロックも流行するフォークも選べた時代でした。

中学時代を洋楽ファンとしてMUSICLIFEを愛読しなから過ごした後、
高校に進学するとフォークの洗礼を受けた。

高校生は鼻も利き、よりわかりやすいフォークを選んだのだが、MUSICLIFE
を読んでいた癖は今も残りロックを聴き、あの演奏スタイルを好む。

毎年9月にお誘いいだき、今や日本一のアマチュアフォークイベント
となった「浜名湖フォークジャンボリー」のカメラを担当するのだが、
そのカメラアングルはMUSICLIFEのイメージを追っているのです。

今日は久しぶりに甲斐バンドの「ポップコーンをほおばって」を聴いた。
フォーク後期に聴いた「英雄と悪漢」の一曲で、じつは甲斐バンドは
これに限ると思っている。
フォークで過ごしながらどこかでロックを選びたかった自分がこの歌の
中にある。

甲斐さんは決して優れたヴォーカルでないところが魅力で、あの青い声を
枯らしてしまった苦しみの声に当時の自分を重ね合わせているのです。

歌を歌えた自分はロックバンドのヴォーカルのテストを受けた。
でも心がロックではないと見抜かれた。
あの時ロックを選んでいたら「飛べない鳥」ではない自分にはならなか
ったのではないかとも考えてみる。

「ロックできたんじゃない」と言う天使の声に耳を傾けている。


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