イチロー的こころ（旧版）

　別に外車党ではない。コレと思ったのに乗りたい、かつあまり同じ車にすれ違いたくない。
へそ曲がりが講じて車買えない病になる。

ところが、自動車誌、評論家がこぞってイイ！と言われるとふりむきたくなるもの、最近
はこれ、スズキの”スイフトスポーツ”がそれになる。

わずか１．６リッターに、１２５馬力。マニュアルが選べ、エクステリアがシンプル。
これぞホットハッチ。目立つ車はちょいとね。という人にむいている。虎くんしかり。

こいつ、黄色にするか赤か、まてよ白もある。迷う。

ところがヘソ曲がり、わかってくれる人にはわかってもらいたいとくれば、外観はおとな
しく、いざ！という時には遊撃できる力がある車がいい。
ベース車とあまり違わず、近所で目立つこともない、さらに４ドアとくれば、同乗する人
は良いとは思うまでではなくとも、文句が出るものでもない。

つまり、ミニバンは高いからねと、家族を騙そうと思うオトーサンむけなのであります。
※若い方は”まんま”似合います。買ったら褒めます。

しかし、名前どおり”スポーツ”なのである。

さて、こいつを手にいれたらどこへ行こうか。
もちろん、営業車として十二分に使える。　小さいから駐車場に困ることもない、さらに
浜松人なら”スズキ”、これはウケもいいときている。

仕事先をまわり、たまにバイパスに出る、そこを飛ばす。
近隣なら、浜名バイパスの下り、定期便のトラックと併走し、篠原の専用路に入り、あ
のいきなりの長いRで一気に前へ出る。
あとは海岸線にそって、浜名湖大橋まで一気に加速していく。

こんなとき、大排気量なら当たり前なところを、１．６リッターを使い切って前走車を追う。

「捕捉しました」「GO！」　一気に加速。　そのくりかえし。

冬の夕日は眩しい。サングラスをかけ、一気に今切口を跨ぐ浜名湖大橋を駆け上がる。
そして頂点からは、遠く伊良湖まで続く金色の海岸線に波が輝く中を駆け下りて行く。

モアパワーの車があわてて加速して先を走る。
それを最大のエンジン音で追うのも楽しかろう。

さて、新居弁天まで来てしまった。
そこでUターン。　さあ帰るとしよう。　

スイフトスポーツに乗ったら、遠回りして帰ろう。

　ところで、購入するならと具体的な話になる。
　そんな時は夫唱婦随、税の話からブログまでいけるこの店など
　おススメしておきましょう。

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車にあカテゴリーに掲載する　車ぶろぐは
車好きで車屋さんの仕事したいなと思う虎くんの切なる気持ちです。
あこがれの車のフィクションインプレッションです。