銀に靡く

カテゴリー │自然の中に生きる

銀に靡く

昨日の川原の写真です。

旧浜北の天竜川の畔、お弁当をつかう営業マンが車の窓を大きく開けています。
川原をウォーキングしてきた年配の夫婦が川原の木の下でひとやすみしています。

車を川原におろして、大きな石がゴロゴロしているところまで行き、窓を前回にして
風を入れました。

足元にはトノサマバッタがたくさんいて、歩くたびに飛んで行く。
小さい頃には随分追いかけたものですよ。

緑色の頭に、茶色の大きな羽、小さな頃はトノサマバッタが、仮面ライダーになる
なんて思いもよりませんでした。

ひっつき虫の草をよけながら、風に靡く銀の穂を眺めていました。

「幽霊の正体見たり枯尾花。」、夜のススキは怖いけれど、昼間は穂を天に向け
た若い穂はキラキラと輝いていましたよ。

今頃は平地より高い箱根の仙石原のススキが見事でしょうね。

夏に訪れると、ぐっと涼しい箱根ですから、もう秋も深いと思うんです。

硫黄の匂う大湧谷はどうでしょうか、ロープウェイに乗って真冬に上ったことが
あるんです。

遠く富士が光っていた朝の十国峠、眠らないで箱根まで行ったんです。

その日カメラに収めたのは、富士でした。朝陽に光る銀の富士でした。


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