浜松の駅南、かつて砂山銀座と呼ばれた街があります。
その一角の飲み屋のアーケードがサッポロ街。
通り抜けの道を挟んで呑み屋が並び、忘れかけた昭和がそこに、ほそぼそと生きています。
夜の街は昼間は灯火の化粧をまとわない素の姿。
共同で作っただろう屋根は穴が多くなり、空が見えています。
こんな路地に長くいろんな人の人生を見てきたママがいたりする。
一杯の酒で語るカウンター。
そんな街が化粧をし、酔いの魔法がかかる頃、また訪れてみたいと思います。
サッポロ街は千鳥足通り
眩しい朝は深い眠りについています。