駿州大野新田

カテゴリー │富嶽三十六景

駿州大野新田

葛飾北斎が描いた富嶽三十六景を見て何が書けるか、挑戦の旅も今朝は第
四十一景、おや?と思われる方も多いと思われますがなんと四十六景まであ
りますから、この旅も四十六日かかることになります。

四十一景は 駿州大野新田(すんしゅうおおのしんでん)であります。

ここは現在の東海道の原宿と吉原宿の間あたりとなるといいますから、国道一
号を旅した方なら、沼津からしばらく原駅がありますあたりから、現在も畑や荒
地が続き、富士へ進まずに少し北にそれまして吉原に到るあたり。
現在は大きな工場が広大なる原っぱの向こうに見えているあたりであります。

以前、原あたりは赤富士を見ることができると書いておりますが、富士を見るな
らば裾野までじゃまになるものが少ないここらあたりを推薦したい。
沼津では東すぎまして吉原に入ると建物が邪魔をする。
その間のこのあたりで見事な富士を見ることができるのです。

吉原という町は面白い町で富士という中心地を持ちながら、富士の北東にあた
る吉原が先に栄えていたという。
現在の富士市役所の北側あたり、今も栄える商店街がございます。
ここに面白い果物屋がおりますが、この紹介はまたの機会としたいと思います。

吉原、これはお江戸にございました「北国(ほっこく)」とは別の宿場の名前で
ございます。


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