草食男子肉食女子

カテゴリー │メシメシ探検隊



緑を食べることで体に良いと思うのは草食系なのか
草食男子が増えているという牧場で足元に生える草をモグモグとはみ、反芻
して生きる家畜のようなイメージを持っている。

ある意味従順であり安定して生産する大多数を表す草食は社会の基幹である。

安定して税を納める大多数が大草原に放されていなければ安定は成り立たず
環境でなくてはならない。

環境とは平均化することであり平和である。そこに緑広がる安定を求めている
のである。

一方肉食女子などと極端な言葉が使われている。
これは象徴的に使われるだけで女子に限ることではないのだが現代を的確に
表している。

現在は女子という言葉で象徴されている。急激に強くなったと言われる女子
に人は夢の実現を見る。
現代は女子のようになれと象徴的に言うのである。

男子は従来より考えや成長のスタンスを長くとっている。
女子は良い意味で短いスタンスをとる。
ひと昔の例ならば男は今に見ていろと未来の夢を語るのだが、女は明日の朝
のお米を気にする。

よき時代は長いスパンで考えても実現が出来た時代はそれでよかった。

今は長いスパンで考えることが出来ず、明日の飯を確保しなければ明後日が
ないと脅迫される時代である。

長い計画は短い明日の確保の積み重ねの結果とされるのである。

ならば、今はかつての女子の考え方がよく、それも確実に肉食でいきましょう ということになる。

草食などでは群れの中にいるしかないからなのだ。

手にいれたいものや世界があるならば効率の悪い草食よりは食いついてし
まえ。

それでも草食は社会の基幹である。田や畑を耕す安定なくしては社会は食い
扶持を失うのだが、そこには戦う武士が生まれる。

肉食系は草食なる他の領地を求めて攻め入るのである。

商業は店を開いていれば食べられた美しい時代はとうに終わり、常に商圏に
攻め入る肉食の時代となって久しい、商業戦国時代は多くの戦士を生み、
その 領土を広げ、その最前線での激しい戦いを私たちは草をはみながら
見ている。

草食はだめよと言われながら肉をくらえと言われ続けている。

草食が多くなければ肉食は滅ぶ、誰もが肉食になれば果てしない共食いとな
るのである。

長いスタンスで夢を育てようと草をはむ男子、相手勝っても進めと言う肉食
女子。

男性女性はどの時代も両輪そろってのものである。

どちらが強いなんて言わないのである。

もぐもぐと草をはみながら思うのである。


同じカテゴリー(メシメシ探検隊)の記事
力ぜんざい
力ぜんざい(2011-01-28 11:17)

梅干殿下
梅干殿下(2011-01-21 10:57)

ヘレカツにしようか
ヘレカツにしようか(2011-01-14 17:56)

すあま日和
すあま日和(2011-01-02 17:42)

野草のテンプラ
野草のテンプラ(2010-12-08 13:32)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
草食男子肉食女子
    コメント(0)