イチロー的こころ（旧版）

寒風の中、大久保グラウンドから戻り道、セブンイレブンに寄ると、レジ横から
ふわりと湯気が漂ってくる。

ぎっしりのおでんの誘惑。

もうすぐご飯なのに、大根やガンモが「温かいよう」と誘惑する。
セブンのおでんでちょいと一杯といきたいところをグッとこらえる。

大きなお鍋に家族の分の２倍のタマゴが入り、父は大好きな大根ばかり、弟
や妹はタマゴから先に食べて行く。
昆布や、しらたきは誰もが苦手なのにいつも入っていて、これは母が食べて
くれる。

兄弟の成長とともに、だんだん大きなお鍋になって、そして今はだんだん小さ
な鍋になってきた。

さっき、ラジオでね。「おでんに白ごはんは似合わないですねえ」なんて言って
いた。
うちは、お酒を飲まないから、誰もがご飯の上にデーン！とおでんを乗っけて
パクパクと食べる。

一日煮込んだアツアツのおでんも美味しいけれど、次の日に残ったのを火に
かけてくれて。充分染み込んだ茶色のおでんもいいものですね。

大抵はお弁当のおかずに入れられていたりする、あのおでんです。

だんだん肉を食べなくなり、煮物なら大鉢一杯でもいいなと思うようになる。

外からビューッと冷たい風の音、酒ありませんか？ありませんね。

風呂に入り、ポカポカしたとｋろおで、おでんとコタツ、一升瓶があれば何も言う
ことはないのにね。

あ～事務所のデスクではどれもない。

さてと、逃げ逃げはいけませんなあ・・・

ブツブツいいながら、コトコトの話を書く。この分ではまた夜中に車話でも書い
ていそうですよ。

はい。