ガラ(糸巻き)

カテゴリー │凧ばなし

ガラ(糸巻き)

凧にはさまざまな専門用語があり、初めて聞く方にはわかりにくい
ものもあります。

「やい!ガラ出せ」と言えば、揚げ糸を巻いた糸巻きから糸を繰り出す
こと、「ガラ巻け」と言えば揚げ糸を巻くこととなります。

そのガラに挿しておくのがガラ旗です。
凧場が混雑してくると、自町のガラがどこにあるのかわからなくなる
こともある。その為に目印ともなっているのです。

ガラ(糸巻き)

もちろんこの旗は風の強さや方向を見るためにも使われています。

ガラには300mも、それ以上もの揚げ糸が巻かれています。
この糸は麻でできた凧揚げ専用の糸で、各町で太い細いがないように
凧専用として凧揚げ本部から購入先が決められています。

凧揚げの時期になると、ガラに巻かれ、終了すれば外されて陰干しさ
れて来年を待つことになります。


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