荒ぶる銭湯

カテゴリー │友達100人できるかな

荒ぶる銭湯

いつもの銭湯、曳馬の”みよし湯”はラグビー応援銭湯。

シーズン中は男湯、女湯に1枚づつポスターを貼っていただき、チラシ類も掲示
していただき、今はカレンダーを貼っていただいている。

僕がヤマハラグビー部を応援していることは、銭湯で出会った仲間もよく承知し
ていてくれて、「勝ったなあ」「残念だったなあ」と声をかけてくれる。

今夜ものんびり湯に使っていると、銭湯仲間の一人”中村”さんが声をかけてく
れた。

「ゆっくり入れよ、いいものがあるんだ」、なにやらラグビー本を僕にやろうと毎日
車に乗せてきてくれていたらしい。

並んで浸かりながら聞くと、ベースボールマガジン社(多くのスポーツ雑誌、書籍
を発行する出版社)の皆さんと懇意で、早稲田本が出版された時に2冊贈呈され
たのだという。

銭湯仲間の僕がラグビー応援をしていると知り、自分が持っているよりはと声を
かけてくれたものだった。

いただいた本は、早稲田大学ラグビー部の本「SANCTUARY FOR WASEDA
RUGBY」という立派な本で2002年出版。

早稲田ラグビーの歴史を大正時代10年からの部員名簿まで掲載されている
立派な本だった。

これを2冊いただけるという。

脱衣所で渡され、しばし本をめくり、早稲田ラグビーの歴史と写真をながめた。

あまりに立派な本で、手持ちから薄謝を礼としてお渡しした。

早稲田本のすばらしさはともかく、銭湯で隣あううちに、ラグビー好きなのだと
気づいてくれ、このような心づかいをいただいたことがうれしい。

「僕がもっているより喜んでくれそうだから」。

ありがたい言葉でした。

地域のラグビー盛り上げには新聞、テレビ観戦から興味をもっていただき、
地域内にラグビーの話題が日常となり、やがてはヤマハスタジアムへ観戦に
来て応援いただく、そんなストーリーが描けるといい。

今年はそこここで、ラグビーを応援していただいている声を聞くことができた。

少しづつ、一歩づつラグビーは話題になっていくお手伝いができていそうだ。

中村さん、この本と、ラグビーを応援していただいている心を大切にします。

ありがとうございます。


同じカテゴリー(友達100人できるかな)の記事
軽トラに乗って
軽トラに乗って(2011-02-25 16:20)

股火鉢のBOSS
股火鉢のBOSS(2011-01-08 16:44)

直人くんの卒業
直人くんの卒業(2010-12-12 08:00)

BOSSは福山の季節
BOSSは福山の季節(2010-10-21 11:19)

ご褒美の果て
ご褒美の果て(2010-09-17 18:08)


 
この記事へのコメント
イイィ・・・イチローさん♪

2冊あるんですかぁ・・・・早稲田ラグビーの本?
Posted by emu @事務所 at 2007年02月24日 21:45
emuさん、今度持っていきましょう。
しばし、眺め、遠い青春を思ってしまいますよ。
あの若き力ですよ。
Posted by イチロー at 2007年02月25日 09:43
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
荒ぶる銭湯
    コメント(2)