我が子の凧を

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我が子の凧を

遠州浜町の初凧は五枚、三日初日には全ての初凧に風通しをして本番に備え
ます。

風通しをした凧を四日、五日に揚げ、初凧の祝いをする。
親御さんが初子さまを抱き、ご親戚、ご友人の前で立派に初凧を揚げ、万歳を
して初子さまの成長祈願をするのが、凧揚げの伝統です。

役員意外であれば、我々が凧を揚げ、次に青年監督らが初家さまを担ぎ上げ
て我が子の凧の重さと強さを感じていただく。

まわりにはラッパ太鼓が凧の飛翔をさらに煽って鳴り響くのです。

目は凧へ、多くの町の凧が揚がれば、揚げ糸が空中に何本も交差しています。

より高く揚げれば凧はさらに強くなるのです。

「○○くんの健やかな成長を祈願して万歳!」

一歳ほどの初子さまは、我々の練り声やラッパ太鼓の音を心に刻みます。
数年後、あの時の子供ですよと、子供練りやラッパ隊に参加してくる。

初子さまそのものの凧の活躍を目で追うこと、ゆえに我々は初凧を立派に勇壮
に揚げることに努力をつづけられるのです。


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