浜松まつり 目は凧へ

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浜松まつり 目は凧へ

浜松まつりの凧揚げを凧場で御覧の皆さまも多いかと思います。
170町の各町凧印をつけた凧がひしめきあって揚がるさまは豪快かつ美しいもの
です。

ここで凧場での見学ルールをお話します。

凧場で気をつけるべきこと

”糸”
凧は揚げ糸を長く出して揚げています。凧が揚がる前には地面に長く伸ばされて
いる場合があり、それを各町の凧の揚げ手”糸先”が持っています。

時にその糸をまたがなければ先に進めない場合がありますが、その際は揚げ手
や、その町内の者に挨拶してまたぐことがルールです。

気づかずにまたごうとした糸はまさに、今揚げるばかりの場合もあり、また糸は
町内が何よりも大切にしている”初凧”につながっており、またがれることを大変
嫌われるものです。
できるだけ挨拶をし、またいでよいか、もしくは下をくぐるかの指示をもらうべき
ところです。

目は凧へ

次に凧とは揚がっているもので、その凧は降ろされるものでもあります。
具合よく降りてくる凧が多いものの、突然の突風やバランスの悪い凧はときおり
空から急降下したり、旋回して地面に落ちてくるものもあります。

身を守るために、凧場では”目は凧に”置いてください。

糸を踏まず、またがず、空の凧を見る。凧場でゆうちょうに写真を撮ったりして
いる方がありますが、怪我をするのは大抵そういう観光客。

この心得さえあれば、凧場で怪我なく楽しむことができます。

大空に揚がる無数の凧には必ず糸がついており、その先には町内の初凧を
立派に揚げるべく努力している糸先がいます。
安全な場所で凧を見てこその浜松まつり、糸や凧があるところに近づきすぎる
ことは、誰にも得なことはないのです。



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