超大盛りメシ

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お米が炊ける話で話題にしていただいたところで、じつは毎年大量のお米が炊ける
様子を見ていることに気づきました。

事務所の向かいは浜松酒造天神蔵、お酒「出世城」や「銀露」でおなじみ、十四代続く
中村家が守るの浜松の蔵元です。

こちらでは毎年秋から春までが清酒造りを行いますが、その様子を写真でレポート
するのを仕事としておりました。

天神町にある浜松酒造は明治8年建造の蔵を改築して明治蔵として食事処やギャ
ラリーとして開放されていますが、入口を入って左側には平成蔵、昭和蔵という醸造
蔵で美味しいお酒がつくられています。

秋が深まると南部杜氏さんが来場され、朝6時からの酒造りが始まります。
そこに呼んでいただき、酒づくりをレポートしています。

冷たい水で洗った山田錦などの酒造米を大きな釜で蒸かすのが酒造りのはじまり、
一面真っ白になるほどの湯気をあげて美味しい酒造米が炊き上がります。

「熱いから気をつけて」と言われながら、クレーンで持ち上げるほどの炊きたてのお米
が蔵の中をお米の炊けた香りで満たすのです。

時々お手伝いに行くと、少しだけこの炊き立てのご飯をいただける。
杜氏さんが炊き上がりを確かめるように米をまるめてお餅のようにして口に入れてく
れるのです。

お米の炊きあがりの幸せの後、お米は麹蔵で麹をまぶされて熟成されていきます。

お米離れ、お酒離れと言われていますが、炊きたてお米の幸せを蔵人さんと共に感
じる秋はまもなくやってきます。

「あの時のお米でできたんだよ」と杜氏さんに招かれて一番のお酒も何回か味合わ
せていただきました。

毎年酒造体験者を募集している天神蔵、またみなさんご一緒しましょうね。


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