イチロー的こころ（旧版）

最初に訪問した時に「光を感じることですよ」と教えていただき、とても難しいこと
を教えていただいたと思っておりました。

大黒屋さんは浜北署の隣にお店を構える誂えの帯と着物を作る呉服屋さん。
大変仲の良いご夫婦がお客様に合わせて「着姿がよい」着物をこしらえるお仕事
をされています。

ブログで拝見した写真に”何か”を感じたのは夏が翳りを持ち出した８月でした。

そこで教えていただいたことは一度では理解できませんでしたが、大黒屋さんの
ブログに掲載される”早朝の癒し”夕方の癒し”を見るうちに、少しづつ光を見るこ
とがわかりかけてくるのです。

夏から秋へとうつろう季節の中で少しづつ光が変化してゆく。

上の写真はこのところの大黒屋さんの記事の写真をアルバムで見てそれを
パッチワークのようにまとめてみました。

うつろう季節の光を集めれば、少しづつ変化がわかり、その光の中に生きている
自分を知る。

こんな楽しみを教えていただけた大黒屋さんご夫妻に感謝いたします。

毎朝の日課のように拝見し、コメントを差し上げると丁寧に返してくださる。
ありがたいと思っております。

写真を撮ることも仕事にしていながら、まだ光を感ずるところには達せず、二回目
の訪問時にお聞きするとカメラは三ヶ月の初心者なのだと言われる。

常にカメラを教える時、一歩前に出て捉えよと後進に行っていましたが、報道と
は違い、自然を”光”を感じ、感謝して撮るならば一歩ひいて撮るのだと教えてい
ただいた。

景色が、光が毎朝、毎夕の散歩の時に呼ぶのだというのです。

帯や着物創作の現場で常に”光”を相手に修行を積んだ人の言葉は”悟り”の
教えでもある。

ならば毎日それを教えていただく為にブログを訪問しようと思っています。

光感じ、光を友にし、呼びかけられるようになれば写るものはおのずから違うはず。

新しいテーマを知った秋、楽しみが広がっています。