光を感ずる仕事

カテゴリー │友達100人できるかな

光を感ずる仕事

ラウンドテーブルでの撮影をエスコートした”ラッピングとお花のお話”のラップスさんを
いざない、半田山の坂をおりて浜北へ向かう。

私の”光感ずる心”の師匠である”大黒屋”さんに是非お引き合わせしたいのだ。

本来は大黒屋さんの帯と着物とをもったいなくも借景にいただき、ラップスさんの小物を
撮る計画をした。考えるや恐ろしく緊張しそうなチャレンジだったのだが、大黒屋さんは
本日から展示会を開催されている。

ならば、ラップスさんをお引きあわせしたいと思ったのです。

光を感ずる仕事

お客様がいらっしゃっている時間にも関らず、歓待していただいた大黒屋さんに伴われ
二階で展示されている帯と着物を拝見した。

この話はブログむきではなく、とても光を伝えることが難しい。
ブログを書きながら汗をかく男である。

着物の無地のところは大地であるか空である、そこに帯を置くと季節の光を加えること
になる。
それが、秋を表す色であればこれからの季節に、空を表す色であれば1月からの新しい
季節の”光”を表す。

さらにそこに、帯び締めを挿し色として添える。

見れば驚くほどの鮮やかさでその教えがわかるのだが、拙文では到底伝えるのは無理
である。

大黒屋さんのブログに展開される”早朝”と”夕方”の癒しは刻々と秋に向かう光の変化を
伝える写真で構成される。

その色は空であり大地の無地色に、挿し色を加えている。
着物を創るプロは、そんなところに着想して着物をデザインしているのだ。

男の自分でさえ、すばらしいと思える絹の光の色を楽しむことに女性のラップスさんはや
はり夢中になる。
大黒屋さんの毎日が光の修行ならば、ラッピングのラップスさんにも生かされるアイデアで
あり修行である。

二人をつなぎ、今日の昼間の仕事を終えた。

じつはカメラとは目と腰を気持ちを酷使する仕事である。イテテの腰に気づいた。

今日の午後は終日”光”の中にいた。

これがゴールドに輝くかは、まだ修行の身ゆえにわからない。
先達に学び、同輩と競い、心は静かに保ちながら感ずる心を養うのだ。

大黒屋さん、奥様、お忙しいところお時間いただきありがとうございました。



同じカテゴリー(友達100人できるかな)の記事
軽トラに乗って
軽トラに乗って(2011-02-25 16:20)

股火鉢のBOSS
股火鉢のBOSS(2011-01-08 16:44)

直人くんの卒業
直人くんの卒業(2010-12-12 08:00)

BOSSは福山の季節
BOSSは福山の季節(2010-10-21 11:19)

ご褒美の果て
ご褒美の果て(2010-09-17 18:08)


 
この記事へのコメント
コメントいたします。
少しでも多くの人が光感じて豊かに成っていただければ幸いです。
「光の中にいた」 光を体が感じてきましたね。

またラップスさんとご一緒にいらして下さい。
   お待ちしております。
Posted by 大黒屋 at 2007年09月15日 09:42
こんにちは。
私も、展示会に足を運ばさせて頂こうと思っています。
まさか、大黒屋さんご本人にお会いする前に、
イチローさんのブログでお目にかかれるとは(^^)
素敵なデザインですね。
大黒屋さんの「秋冬」「光」益々楽しみになりました♪
Posted by KIKIKIKI at 2007年09月15日 16:39
大黒屋さん、コメントありがとうございます。
ラップスさんは努力を積み重ねて素敵になってきている
方です。お引き合わせできてよかったと思っております。
Posted by イチローイチロー at 2007年09月17日 09:21
KIKIさん、コメントありがとう。
大黒屋さんにおいでなんですね。素敵なご夫婦ですよ。
時間を忘れてお話をうかがってしまいます。
理解度が低い僕はあとでそういうことだったんだと気づく
ことが多いです。プロの研鑽を続けてきた方は素敵です。
Posted by イチローイチロー at 2007年09月17日 09:23
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
光を感ずる仕事
    コメント(4)