イチロー的こころ（旧版）

豚骨しょうゆそのものの味でございますな。

岐阜でのラグビーの帰り、ついでに名古屋によろうじゃないかと足を伸ばすと、トップリ
と日も暮れる。

一日一麺などとは思いませんが、さぶいおんもで冷えておりますから熱いものが食い
たいねぇ などと申せば、スタッフはラーメンが食いたいなどと言う。

しからば街道筋で一番看板がでかい横綱ラーメンに立ち寄ることに相成りました。

こちらラーメンにチャーシューメンに餃子というシンプル構成であります。

しかしながらのってくるネギより多く人が寄りまして、まるで中国のようでありますな。

雑踏の中でたぐるラーメンは横綱の大将が目指す庶民の味であります。

テーブルには自家製の旨味唐辛子という薬味が置いてありまして、自由にラーメンに
加える。
貧乏育ちは、只のものならばなんでも入れるという癖がございまして、大抵後で後悔
いたしますが、こちらのヒリリは違います。

唐辛子の練りでありますが辛味がカッとしておりまして、ニンニク臭などありませんか
ら、優れておりましてスープのコクを引き立ててくれますな。

あたしはコイツをコサジに三杯あたり入れましたから、カッがホッになりダッと汗をかき、
パッと目が覚めた。

横綱ラーメンはカホダパ麺なのでありました。

浜松まではあと60キロ 暮ちまえばもう急ぐこともなかし、久々に街道を走ってみようと
思います。

(カッコつけてオゴッチ、まったから懐が不如意)

ごちそうさまでした。

（運転はつらい）