歌う心合わせて

カテゴリー │浜名湖フォークジャンボリー

歌う心合わせて

今頃、先週の木曜のナイトカナルでの話。

たくさんの人とが集まってきてくれて、4人掛けのテーブルが一つ、また一つと繋がり
5つも繋がった頃、ギターを持ってくれてきていた、”ほけんやたかちゃん”がギターを
セッティングしてくれて、歌おうよと言ってくれる。

「持って(ギターを)こなかったの?」と聞かれたけれど、バンダナシェフさんが用意
してくれた調理器具と(彼は自分の調理器具をたっぷり用意してくれていたのです)
、これからの買出し食材を入れるクーラーを2つ載みせると、ギターを載せるところが
ない。 残念だけれど、断念したんだと説明したんだ。

フォークソングな日々”のKAZさんに期待していると、彼はウクレレを持って現れた。

こうなれば、ギターの名手、KAZさんにギターを任せ、彼の両側に座り、KAZさん
特製の歌本を開き、歌いはじめる。

にぎやかに笑い声をあげる仲間たちとは別に、40~50代の我々はこんな楽しみ方
が好き。

ナイトカナルは、どんな楽しみ方をしてもよいと決めてあったから、歌いだす。

一連のフォークナンバーの後、歌本から”花の首飾り”を見つけた。

知らない人も多いと思うけれど、この曲はかつて”ザ・タイガース”がヒットさせた歌
で、ジュリーとツインリードボーカルをつとめた、トッポさんが歌った歌でした。

これを歌う、歌いはじめると、たかちゃんが僕にリードをまかせてくれ、KAZさんと
一緒にコーラスに回ってくれる。

じつはこの曲が好きで、鼻歌ではよく歌う。

静かに静かに、透き通るよう(気持ちだけ)に、湖に浮かぶ白鳥の歌を歌う。

「花咲く娘たちは 花咲く野辺の湖に浮かぶ白鳥に 姿を変えていた おお愛の印
花の首飾り」

昔フォークグループをしたことがあり、コーラスとリードは息継ぎまで一緒にし、
リードをサポートする声量でコーラスが歌う。
だから、お互いの唇をよみ、息継ぎを合わせる。

「私の首に掛けておくれよ あなたの腕がからみつくように」

バンドもコーラスもこんなことが楽しい、だから決して1人では満足できなくなる。

KAZさんから今日も「浜名湖フォークジャンボリー’06」の話を聞き、協力を
約束した。

こんな仲間と歌いたい、とその時思っていた。

同じ時代を生きた証は、こんな歌を初見で合わせられるところ、きっといつかこ
んなバンドを作ってみたいと思った。

きっと浜名湖ジャンボリー、成功させてください。

バンドで出なくとも、きっと一緒に歌えるような気がします。

同じ時代を生きた人たちと、あの曲を楽しみたい。

ステージの上も客席の隣同士も、そしてステージと客席が一体になると思うんだ。


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この記事へのコメント
ギター一本で何時間でも楽しめる…。
それが僕らの世代ですね。
ことさらに大きな声でなくていい、言葉の端で気持ちが通えばそれだけでいい、語らずとも歌で分かり合える。
いろんな経験をしてこの境地にたどり着くまでに50年近くかかるんだ。

おとなカナル、やりましょ!
Posted by KAZ at 2006年07月31日 23:48
上手に弾くより、楽しんで弾きたい、でいいかなって思いますね^^) 1本のギターでも、楽しく遊べる、そんな おとなカナル、賛成です!
Posted by ほけんやたかちゃん at 2006年08月01日 13:57
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