2006年09月10日08:52
昨夜の京都西京極でヤマハラグビー部のくれた感動を反芻(はんすう)しています。
日本列島を覆った蒸し暑い天気、汗ビッショリでゴール裏で写真を撮る自分。
ゴール裏での写真は、敵陣に攻め込みトライをあげる選手たちの為にある。
相手が反則によって与えられるペナルティゴールのみで3点づつの得点を積み上げ
るヤマハのネイサン・ウィリアムス選手。
さらに、サントリーがトライで5点をあげ、引き離しにかかる。
後半(40分)の時間切れはもう迫り、1脚を立て、椅子に座っていられないほどの
息苦しい展開、カメラの列も、あきらめそうになったのです。
そして訪れた敵陣5m前(カメラの目前)での相手ペナルティによるスクラム。
(ペナルティの場合、ペナルティキック(ゴールに蹴り入れば3点)、スクラムの2種類
の選択があるのです。
ロスタイム内の最後の攻防、ヤマハは積極策でスクラムを選択、ヤマハのボールで
のスクラムはわずか5mを超えられません、さらなる相手ペナルティで再びスクラム
がはじまる。
今度は、相手にスクラムをまわされて、(スクラムのままグルリとまわされると相手ボ
ールにチェンジ)最後のスクラムにうつります。
反芻する喜び≫
カテゴリー │ヤマハラグビー部
昨夜の京都西京極でヤマハラグビー部のくれた感動を反芻(はんすう)しています。
日本列島を覆った蒸し暑い天気、汗ビッショリでゴール裏で写真を撮る自分。
ゴール裏での写真は、敵陣に攻め込みトライをあげる選手たちの為にある。
相手が反則によって与えられるペナルティゴールのみで3点づつの得点を積み上げ
るヤマハのネイサン・ウィリアムス選手。
さらに、サントリーがトライで5点をあげ、引き離しにかかる。
後半(40分)の時間切れはもう迫り、1脚を立て、椅子に座っていられないほどの
息苦しい展開、カメラの列も、あきらめそうになったのです。
そして訪れた敵陣5m前(カメラの目前)での相手ペナルティによるスクラム。
(ペナルティの場合、ペナルティキック(ゴールに蹴り入れば3点)、スクラムの2種類
の選択があるのです。
ロスタイム内の最後の攻防、ヤマハは積極策でスクラムを選択、ヤマハのボールで
のスクラムはわずか5mを超えられません、さらなる相手ペナルティで再びスクラム
がはじまる。
今度は、相手にスクラムをまわされて、(スクラムのままグルリとまわされると相手ボ
ールにチェンジ)最後のスクラムにうつります。
そしてスクラム、ヤマハの選手の気迫が相手を圧倒しているのがわかります。
スクラムから相手がボールをとり、反撃に転ずるパス、ヤマハのフォワードが全員で
反撃を阻止するプレッシャーをかけにいきます。
プレッシャーを受け、キックされたボールは、なんと真上に上がるのです。
全員が上を向き、ボールを目で追う。
それを受けたのは、ヤマハの木曽キャプテンの両腕でした。
そしてトライ、トライをアピールするヤマハの選手たち、審判が手をあげ、トライを告
げる。
これで20-21 まだ逆転ではないのです。
木曽キャプテンのトライしたボールはヤマハのキッカー、ネイサン・ウィリアムス選
手に渡されます。
クールな彼が、静かにボールを置き、ゴールを見つめる。
ゴールキックは、2本のポールの間に蹴り込めば、2点。
静かに狙うゴールキックがポールの間の空へ飛び込む。
目の前で泣きました。 カメラとて撮れない瞬間もある。
さらに数分の攻防、サントリーはヤマハ陣内で最後の攻撃をかけています。
時間はないはず、誰もが、ノーサイドホイッスルを待ちます。
そして静かにホイッスルな鳴り、遠くヤマハ陣深くで選手が両手をあげ、勝ちを
喜ぶのを見る。
「お疲れ~」 「お疲れです」 報道カメラの仲間と握手し挨拶をして、メイン側下
へ走る。
試合終了と同時に、選手たちはバックスタンドで応援していた仲間に挨拶に行き
ます。
そしてメイン側に戻り、メインスタンドの応援団に挨拶をするのです。
今回は出場しなかったチームメイトたちが降りてきて、選手たちを迎えます。
その中で、感動しながらシャッターを切る。
何を撮っていたのか、今反芻しているのです。
毎週、ファンサイトとしてヤマハ大久保グラウンドに取材に行き、勝利の為に厳し
い練習をする選手たちと共にいます。
数人の選手たちが、握手をしてくれました。
男同士だから、何も言うこともない、ただ讃えるのみ。
今回もここに置いてもらう責任は全国のファンの代わりの目の役なのです。
上手でもないカメラでこの時間を切り取るのみ、その為に走るのみ。
開幕2連勝、次は9月16日(土)18時からのヤマハスタジアムのホーム試合です。
今年は13試合の攻防、また選手たち、応援するみなさんと一緒に感動したくて
走ります。
それが僕の応援スタイルなのですから。
スクラムから相手がボールをとり、反撃に転ずるパス、ヤマハのフォワードが全員で
反撃を阻止するプレッシャーをかけにいきます。
プレッシャーを受け、キックされたボールは、なんと真上に上がるのです。
全員が上を向き、ボールを目で追う。
それを受けたのは、ヤマハの木曽キャプテンの両腕でした。
そしてトライ、トライをアピールするヤマハの選手たち、審判が手をあげ、トライを告
げる。
これで20-21 まだ逆転ではないのです。
木曽キャプテンのトライしたボールはヤマハのキッカー、ネイサン・ウィリアムス選
手に渡されます。
クールな彼が、静かにボールを置き、ゴールを見つめる。
ゴールキックは、2本のポールの間に蹴り込めば、2点。
静かに狙うゴールキックがポールの間の空へ飛び込む。
目の前で泣きました。 カメラとて撮れない瞬間もある。
さらに数分の攻防、サントリーはヤマハ陣内で最後の攻撃をかけています。
時間はないはず、誰もが、ノーサイドホイッスルを待ちます。
そして静かにホイッスルな鳴り、遠くヤマハ陣深くで選手が両手をあげ、勝ちを
喜ぶのを見る。
「お疲れ~」 「お疲れです」 報道カメラの仲間と握手し挨拶をして、メイン側下
へ走る。
試合終了と同時に、選手たちはバックスタンドで応援していた仲間に挨拶に行き
ます。
そしてメイン側に戻り、メインスタンドの応援団に挨拶をするのです。
今回は出場しなかったチームメイトたちが降りてきて、選手たちを迎えます。
その中で、感動しながらシャッターを切る。
何を撮っていたのか、今反芻しているのです。
毎週、ファンサイトとしてヤマハ大久保グラウンドに取材に行き、勝利の為に厳し
い練習をする選手たちと共にいます。
数人の選手たちが、握手をしてくれました。
男同士だから、何も言うこともない、ただ讃えるのみ。
今回もここに置いてもらう責任は全国のファンの代わりの目の役なのです。
上手でもないカメラでこの時間を切り取るのみ、その為に走るのみ。
開幕2連勝、次は9月16日(土)18時からのヤマハスタジアムのホーム試合です。
今年は13試合の攻防、また選手たち、応援するみなさんと一緒に感動したくて
走ります。
それが僕の応援スタイルなのですから。
この記事へのコメント
こんばんわ。昨日は暑い中、お疲れ様でした。はじめての観戦でしたが、解らないなりに、楽しめた気がします。ラグビーの応援は紳士的ですね。これからも是非応援していこ~って、思いました。まずは選手の名前覚えなきゃ!16日はよろしくお願いしますね(^0^)
Posted by おとみさん at 2006年09月10日 21:49
おとみさん、ラグビーは伝統的に紳士的なんだそうです。
僕も最初はわかりまんせんでしたが、なかなか伝統があるのです。
それに新しい風を送るのがヤマハです。
ヤマハの選手はファミリーといったチームづくりをしています。
もとより、地域内に選手が住んでいますから、地元の選手を応援
するって感じになります。
磐田ではよく選手をみかけますよ。 応援お願いします。
僕も最初はわかりまんせんでしたが、なかなか伝統があるのです。
それに新しい風を送るのがヤマハです。
ヤマハの選手はファミリーといったチームづくりをしています。
もとより、地域内に選手が住んでいますから、地元の選手を応援
するって感じになります。
磐田ではよく選手をみかけますよ。 応援お願いします。
Posted by イチロー at 2006年09月11日 15:27