イチロー的こころ（旧版）

2004年9月18日、トップリーグ開幕2年目の第1戦秩父宮でヤマハ
発動機ジュビロはサントリーと戦っていた。
後半33分21－9とリードしたヤマハはサントリー山下大梧選手の
トライで21－14で迫られるも勝利した。

開幕年の3位の力を示したヤマハは2年目のシーズンを勝利し開幕
戦を終えた。

この年のルーキー山村寮が3番、11番に冨岡耕児がトップリーグ
にスタメン出場し、終了間際に大田尾竜彦がデビューを果たした。
（現NTTドコモレッドハリケーンズの冨岡はこの試合デビュートラ
イを決めた）

あれから7期の今年、ヤマハ発動機ジュビロは明日ヤマハスタジア
ムにて入れ替え戦を戦う。

あの熱き開幕戦に不動の15番としてトライした堀川隆延が現在の
ヤマハを率いている。
そして3番の山村亮は今もスクラムを支えている。大田尾竜彦は
司令塔10番にいる。リザーブでは今も高木重保がヤマハの心を押
し続けている。

ヤマハはトップリーグを8期戦いそして来年の9期へ向かう。
トップリーグを戦い続けたベテラン中垣裕介、辻井厚之が次代へ
走り抜ける五郎丸歩に繋いでゆく。

トップリーグに新たな応援方式を導入しフラッグが空に舞い上が
る「青き波のような応援団」は今も強く選手たちを押している。

明日は9期目へ向かう決戦の時となる。

かたやもう1試合の入れ替え戦NTTコム－キャノンにはヤマハを
支えた木曽一、石神勝、小林訓也が共に戦う。
私たちはヤマハと共に彼らの背を押している。

ヤマハの戦いを作り上げたチームと応援団が来期へと押し出して
行く。青き波は九州電力キューデンヴォルックスを押し返してゆ
く。