甘露なり

カテゴリー │焼きモノ書き

甘露なり

甘露なり甘露なりと酒を味わうには一人ではいけない。

同じ苦労や喜びを分かち合った仲間が傍にいて、最高の笑顔がある時こそ
また一本の徳利を分け合う楽しみがある。

今年9月にある事業をお手伝いしたみなさんの忘年会に呼んでいただいて
いる。いくつになっても若い心の仲間たちがそこにはいて、旧きものをまた
見出して今の自分に照らしている活動をしている。

懐古趣味でなく、旧きものを今の時代に問う活動である。

どの時代にも文化が生まれやがて流れ去ってゆくものなのだが、その文化
をずっと楽しみ深めてゆくのも楽しみの一つである。
20代の楽しみを、50代の自分たちがまた楽しんでゆくのも文化の一つである。

年齢と共に解釈を深め、でも根底にある熱さを忘れなければ永遠に続けるこ
とができるものとなるのです。

自らが楽しみ、二人で楽しみ、三人がそして多くの人が一緒に楽しめるもの
がある。
心合わせて一緒にする楽しみを持つことができるのである。

今夜は甘露なる酒を飲み、また力を得てこようと楽しみにしている。
永遠の心の若者たちと一緒に酌み交わす酒はうまいだろうと想像している。

その時間まで今日はがんばる。ご褒美が待っているのだからね。

※写真はラウンドテーブルよりお借りしています。


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