青山円座松

カテゴリー │富嶽三十六景

青山円座松

 時は11月、ここ遠州からも富士が遠望できる頃となりました。葛飾北斎の描いた
富嶽三十六景を見て何が書けるかという挑戦の旅も今朝は第三十四景となりま
した。

青山円座松(あおやまえんざのまつ)

遠く徳川の頃にも景色を見ながら座を囲み酒や料理を楽しむことがありましたよ
うでこの青山は青山忠成の宅地として与えられた赤坂から渋谷にいたる土地を
言ったといいますから広大な土地であります。

名物の松は山のような形に生えていたそうで、その松と遠望する富士を愛でてい
たという図であります。

赤坂から渋谷といえば現在の青山通りの一帯の広大なる土地、確かに岡のよう
に起伏する土地であります。
一帯はお洒落な町として現在に至り、ときどきラグビーの応援で参ります神宮外
苑にあります秩父宮ラグビー場あたり、今でも森が往時を偲ばせるものがありま
す。

東京は地名も近過去を思うものも多く、徳川の世も古地図と照らし合わせるとま
だそこここに感ずることができるようであります。
おすすめしているブラタモリ(NHK)ではそんな旅を楽しんでおります。
次回は三田・麻布あたりを旅すると聞いておりますが、青山あたりもまたお願い
したいところであります。


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