2006年11月30日23:30
2回前に「眩暈(めまい)と吐き気」と評したシトロエン。
お叱りを受けそうで躊躇したのだが、生理現象だから仕方ない。
じつは眩暈は見たことのないものへの畏れ
もしかしたらシトロエンの美は、神がかりかもしれないのだ。
この時代に他に類をみない”スターシップ”として建造されたこの船は
ワープエンジンこそ持たないが、乗り心地という大きな特徴を持っていた。
シトロエンに1954年から採用されたハイドロニューマチックと呼ばれる
エアサスペンションがそれだった。
窒素ガスとオイルを組み合わせ、車の動きを総合的に制御するシステム
で、あの特徴的なシトロエンの車高調整はこの機能に依る。
これにより、乗り心地はオイルのウォーターベッドとなり、ブレーキを踏ん
でもお辞儀をするようにダイブせず、荷物を積んでも車高が変わらない。
さらに、駐車している間に車高が落ちてしまうのである。
エンジンをかければ、むっくりと車高を「起こし」て走り出す。
まさに着陸したスターシップが離陸していくのである。
このレモンなバナナシトロエンは「コメルシアル」という言わばカーゴ車
こんなスターシップで仕事に出かけ、街を流す。
そして洒落オープンカフェに着陸する。
地面にキスしながら待つレモンバナナ号はオーナーが戻ればむっくり
と体を起こす。
忠実なお供は、日本ならば「流星号」とでも名づけましょうか
スターシップのお洒落な利用法、あなたは思いつきましたか?
美しきスターシップ≫
カテゴリー │車にあ
2回前に「眩暈(めまい)と吐き気」と評したシトロエン。
お叱りを受けそうで躊躇したのだが、生理現象だから仕方ない。
じつは眩暈は見たことのないものへの畏れ
もしかしたらシトロエンの美は、神がかりかもしれないのだ。
この時代に他に類をみない”スターシップ”として建造されたこの船は
ワープエンジンこそ持たないが、乗り心地という大きな特徴を持っていた。
シトロエンに1954年から採用されたハイドロニューマチックと呼ばれる
エアサスペンションがそれだった。
窒素ガスとオイルを組み合わせ、車の動きを総合的に制御するシステム
で、あの特徴的なシトロエンの車高調整はこの機能に依る。
これにより、乗り心地はオイルのウォーターベッドとなり、ブレーキを踏ん
でもお辞儀をするようにダイブせず、荷物を積んでも車高が変わらない。
さらに、駐車している間に車高が落ちてしまうのである。
エンジンをかければ、むっくりと車高を「起こし」て走り出す。
まさに着陸したスターシップが離陸していくのである。
このレモンなバナナシトロエンは「コメルシアル」という言わばカーゴ車
こんなスターシップで仕事に出かけ、街を流す。
そして洒落オープンカフェに着陸する。
地面にキスしながら待つレモンバナナ号はオーナーが戻ればむっくり
と体を起こす。
忠実なお供は、日本ならば「流星号」とでも名づけましょうか
スターシップのお洒落な利用法、あなたは思いつきましたか?
この記事へのコメント
素晴らしーコンデションのDSですねー!
カーゴタイプはなかなかお目にかかれないですね!
良いものを見させて戴きました。
内装も現代の車に負けて無いのが凄すぎます。
トヨタさんもこれには負けると思います(笑)!!
カーゴタイプはなかなかお目にかかれないですね!
良いものを見させて戴きました。
内装も現代の車に負けて無いのが凄すぎます。
トヨタさんもこれには負けると思います(笑)!!
Posted by tatsuya at 2006年12月01日 00:53
tatsuyaさん
きれいでしょう。でもね。これyahooオークションで見つけたんです。
見惚れますね。
これは文化の香りです。美しい車ですね。
きれいでしょう。でもね。これyahooオークションで見つけたんです。
見惚れますね。
これは文化の香りです。美しい車ですね。
Posted by イチロー at 2006年12月01日 01:44