イチロー的こころ（旧版）

１２月２日（土）はヤマハスタジアムに１３３１５人もの人が集まり、ジャパンラグビー
トップリーグの試合が行われました。

試合に出場する選手を送り出す花道に並ぶヤマハラグビースクールの子供たち
が誇らしげにトップチームのフラッグを降っています。

ラグビーはご存知のとおり、関西関東に偏在し、九州などでも盛んに行われてい
ますが、ここ静岡はかねてから不毛の土地と言われてきました。

高校にはラグビー部が少ないことから、わずかの選手が大学からはじめて大学
を経てトップチームに入団する数も少ない。

そこでヤマハは幼稚園から中学生までの子供たちを集めてヤマハラグビースク
ールを毎年開催しています。

ラグビーは楕円のボールを使い、体格にあったポジションを選べ、１５人がチーム
となってボールを敵陣へ運ぶ陣取りゲームです。

ヤマハのトップチームでも１６０ｃｍから１９５ｃｍの身長の選手がそれぞれのポジ
ションを担当して強いチームをつくりあげています。

この静岡の地に、子供の頃からラグビーというもう一つの選択肢を得た子供たち
が増え、やがて小中高と一環したラグビー環境ができ、いつかは故郷ヤマハの
選手になる子供たちが現れることを期待しています。