イチロー的こころ（旧版）

ヤマハの山村亮選手が元気だ。

ヤマハラグビー部入団３年目、関東学院大学キャプテンとして大学選手権で優勝し
大学時代からジャパン選手として活躍、代表キャップ２９を誇る選手です。

※日本代表として試合に出場するとキャップ１が与えられる。山村選手は２９試合
出場しています。

ヤマハ入団と共に不動の３番（プロップ）として連続出場中。
寡黙にスクラムを押す、フォワード選手の要となっています。

ヤマハの指令塔の一人、大田尾竜彦選手とは佐賀工業高校の同期、さらには優勝
した大学選手権では、関東学院、早稲田大学のキャプテン同士と戦った歴史があ
ります。

その二人が選んだのがヤマハ、お互いに示し合わせたわけではないと聞いていま
すが、入団３年フォワードとバックスの要となり活躍しています。

ヤマハの公開練習は選手と同じ芝の上で練習の様子を見ることができます。
山村選手は全体練習終了後も残り、仲間を誘ったり個人練習を続けます。

そして最後にグラウンドを出る山村選手は、ふりむきグラウンドに一礼して練習を終
える。
その真摯なラグビーへの取り組みは他の選手の模範にもなっています。

ラグビーは”痛む”スポーツです。相手にタックルし、され、集団のもみ合いの中に
防具なしでぶつかっていきます。
よい選手はその痛みに耐える筋肉を作り、毎試合休みなく出場します。

怪我に強く、さらに活躍する力を持ち、負けないで押す力を持続する。
もう一つ、山村選手は澄んだ不思議な目を持っています。
まっすぐラグビーに取り組むその目は、前へ前へと自らを推し進めていきます。

明日のヤマハスタジアムにも３番山村亮選手は出場します。
今年の山村亮選手はさらに前へ出ています。トライ数も３。

さらに前へ山村亮、応援お願いします。