九月の雨

カテゴリー │僕が選んだ好きな歌

九月の雨
9月ならぬ11月の雨の中、買い物渋滞の車から街を見ていた。ライトに浮かびあがる街は千もの雨のしぶきが注す。ワイパーで拭えないほどの雨。
中学生の時から買った平凡、明星、目的は付録の歌本、飽きずに歌詞を読んでいた。当時のNHKの番組”ステージ101”で可愛いお嬢さんを見つけて夢中になっていた。
後日、雨だれでデビューした太田裕美さん。歌詞は大好きな松本隆(私にとっては神様以上)、「September rain rain 愛が こんなに辛いものなら私ひとりで生きてゆけない。季節に褪せない心があれば人って どんなに幸せかしら」、九月の雨、歌詞の中で一つの映画を創り上げるのが作詞家、その世界を伝えるのが幼くせつない太田裕美の声、後に太田は荒井由美の曲”袋小路”を歌い、伊勢正三の”君と歩いた青春”を歌う。
今、太田裕美さんは再評価されているそうだ。振り返るなと言い聞かせて聞かないでいた曲を聴きたくなったのは秋の冷たい雨のせいかしら?


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この記事へのコメント
どうしてかいつもイチローさんの選曲を唄いたくなる私。(唄える私・・・)
Posted by 3号 at 2005年11月07日 08:54
3号さん、是非歌ってくださいね。せつなくね、せつなくね。
Posted by イチロー at 2005年11月07日 10:44
引き金ひいちゃうなぁ、イチローさん。

都会に出た大学生の僕は、故郷の娘に恋をしました。都会で流行の指輪を贈りたいと思ったモノです。でも僕は指輪も木綿のハンカチーフも買うことなく、故郷に帰ってきてしまいました。

この頃、太田裕美をテレビで観ました。あの詩を口ずさんだあの夏が鮮やかに蘇りました。
Posted by こやまん at 2005年11月07日 21:58
はまちゃんの引き金でしたか。僕はしっかり東に向かう列車で東京に行きました。
もちろん続く恋はありませんでした。
都会の絵の具にも染まらなかったなあ
Posted by イチロー at 2005年11月07日 22:02
イチローさんの、
「僕が選んだ好きな歌」はいつもいいです(^^)
太田裕美さんの声って、なんだかせつないですよね。
私この頃はまだ、恋いに恋していた時でしたから、テレビで流れてるのを聞いて、『好きな歌』として、ただ歌ってました。でもいま改めて聴いてみると、心にずっしりきますね。“せつない”って言葉、好きです。
Posted by まる at 2005年11月08日 11:28
まるさん光栄です。同じ世代ですからね。せつない歌シリーズ続けます。
まだ尊敬する松本隆先生によい歌がいっぱいです。作詞家になりたかったなあ
Posted by イチロー at 2005年11月08日 12:28
あっ同じ世代ですかぁ〜??
イチローさんて、○○代前半?
○○の十の位は偶数です(^^;
Posted by まる at 2005年11月08日 13:45
へへへ!
あんまり変わらない事が、他の記事で発覚!!
私よりちょっとおにーさんでした^^;)
Posted by まる at 2005年11月08日 13:55
まるさん・・・もう年ばれしそう^^
ちょっとお兄さん、もう少しで手がかかりそうな歳でございます。はい
Posted by イチロー at 2005年11月08日 14:04
気分はまだまだ、20代のつもりですから……(^^;)
ちょっと、蹴りが飛んできそーな事を言ってしまった…。
Posted by まる at 2005年11月08日 14:15
おお!20代コンビでがんばろう!
サーフィンでもいこうぜ!彼女(うそ)
Posted by イチロー at 2005年11月08日 18:16
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