イチロー的こころ（旧版）

ヤマハラグビー部広報さんとの会議で千葉ロッテマリーンズの冊子をお借りした。
昨年度の優勝は、あのファンの盛り上がりなしでは語れなかった。
新しい応援スタイルを創出したマリーンズ。

冊子の中で注目すべきはマリスタ☆スタイルという応援の基礎講座のページ
ここにあるキャッチフレーズが

「野球を愛そう」　「野球ファンを増やしたい」　というもの。

マリーンズの盛り上げは、マリーンズのみではなく、野球を愛する子供たちを
増やすきっかけがマリーンズであればよいというもの。

マリーンズの応援はタオルをつかって回したり、あげたりする野球としては
新スタイル。従来からのラッパの演奏で応援団主導で応援するするスタイル
を排除し、サッカーのスタイルのように、全員が応援に参加する形をとる。

球団でなく、野球を楽しむスタイルはメジャーリーグに近い。

「野球の本場メジャーリーグでは、野球場はボールパークと呼ばれている。
そこはゲームを観戦し、野球を通じて、楽しい時間をすごす場所。　野球が
好きな友人と最近知り合った職場や学校の仲間たちとマリーンズの試合を
見に行こう。野球をほとんど見たことのないあなたにも、だんだんマリーンズ
の魅力や野球の面白さにひかれていくはず・・・」

野球人気は低迷し、子供たちが草野球をしなくなり、野球人口が減る。

こんな状況をふまえ、メジャーのように、楽しく過ごすという方法をとって
野球の楽しさを基本から考え直したのがロッテマリーンズ。

そして野球を楽しんだファンのみなさんだったのが昨シーズン。

これを応援するラグビーに応用してみたい。
まずはラグビーの楽しさを伝えるために、ラグビーを愛そう！をスローガン
に選手やチームともう一度考えてみたい。

まずはチームでなく、そのスポーツそのものを愛すること

これからのスポーツ応援スタイルは基本から変わっていきそうです。