2007年04月17日08:18
天気が確かによくなってきています。
小さなカエルには雨がピシャピシャと降り、田んぼの横の水路がザアザアと水の
音を響かせ始めたのがうれしくてたまりません。
ケロケロの歌も上手になったカエルは、いよいよお山への冒険を始めることにし
ました。
小さな亀が言ったように、お山からはいく筋もの水が流れこんでいましたし、雨が
振り続くよい天気なら、勇気がどんどんわいてくるのです。
田んぼからピョンと飛び出して、頭の上についている目で空を見上げれば、もう
これ以上上を見れないほどにお山がそびえています。
もくもく雲が上っていったお山の先になにがあるのか見にいくのです。
田んぼには毎日、お百姓さんが来て、こまめに水を調節していきます。
大きなトラック(本当は小さなトラックです)が田んぼの横に停まっていますから
カエルはこれで旅をしたいものだと待ちかまえていたのです。
カエルのぴょんすけ(しばらく書かなかったのでカエルの名前を忘れておりまし
た、忘れんぼですね)は、トラックまでピョンピョンとはねていき、真っ黒くて泥が
いっぱいついたタイヤを見上げました。
大きいなあ、のぼれるかなあ・・と思いましたが、ぴょんすけはペタリペタリと手足
をくっつけて登っていきました。
アマガエルの手足はとても便利です。何にでもすいついてしまうのですからね。
タイヤをこえて、なんとこさトラックの横っちょにたどり着いた時に、ブルブルンと
トラックがふるえて、エンジンがかかりました。
いよいよ旅だちです。
ブルブルと震えているのはトラックだけじゃなくてぴょんきち自身の気持ちでした。
うれしくてうれしくて、ブルブルンと武者ぶるいしてしまうのです。
さて、ぴょんすけはお山へ行けるのでしょうか
どうなったのかは次回のお楽しみなのです。
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お山の五すけ
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天気が確かによくなってきています。
小さなカエルには雨がピシャピシャと降り、田んぼの横の水路がザアザアと水の
音を響かせ始めたのがうれしくてたまりません。
ケロケロの歌も上手になったカエルは、いよいよお山への冒険を始めることにし
ました。
小さな亀が言ったように、お山からはいく筋もの水が流れこんでいましたし、雨が
振り続くよい天気なら、勇気がどんどんわいてくるのです。
田んぼからピョンと飛び出して、頭の上についている目で空を見上げれば、もう
これ以上上を見れないほどにお山がそびえています。
もくもく雲が上っていったお山の先になにがあるのか見にいくのです。
田んぼには毎日、お百姓さんが来て、こまめに水を調節していきます。
大きなトラック(本当は小さなトラックです)が田んぼの横に停まっていますから
カエルはこれで旅をしたいものだと待ちかまえていたのです。
カエルのぴょんすけ(しばらく書かなかったのでカエルの名前を忘れておりまし
た、忘れんぼですね)は、トラックまでピョンピョンとはねていき、真っ黒くて泥が
いっぱいついたタイヤを見上げました。
大きいなあ、のぼれるかなあ・・と思いましたが、ぴょんすけはペタリペタリと手足
をくっつけて登っていきました。
アマガエルの手足はとても便利です。何にでもすいついてしまうのですからね。
タイヤをこえて、なんとこさトラックの横っちょにたどり着いた時に、ブルブルンと
トラックがふるえて、エンジンがかかりました。
いよいよ旅だちです。
ブルブルと震えているのはトラックだけじゃなくてぴょんきち自身の気持ちでした。
うれしくてうれしくて、ブルブルンと武者ぶるいしてしまうのです。
さて、ぴょんすけはお山へ行けるのでしょうか
どうなったのかは次回のお楽しみなのです。
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