芝をめくる力

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芝をめくる力

ヤマハラグビー部の春のオープン戦は残り2試合。

公開練習を取材する我々の前をガツンガツンとぶつかりながらチカラ達が駆け
抜けて行く。
その中に、これまでの4戦フル出場する中垣裕介選手がいます。

ラグビーは芝の上の格闘技であると言われるように、ガツンガツンとぶつかり
体を消耗するスポーツ、打ち身は当たり前、切り傷も絶えず、時には練習中に
数ヶ月に及ぶ怪我をする場合もある。

怪我をしない強い体を作り、疲れに打ち勝つ体力と気力を持ち、さらに連続出場
ができることがトップリーガーたる条件となる。

入団5年目の中垣選手は体を作り、厳しく試合に取り組みながら連続して活躍
できることをアピールしています。

堀川監督が近づき、「トップリーグはこんなものじゃないぞ」と言って立ち去る。

今年のトップリーグは13試合、フランスで行われるワールドカップ終了を待ち
10月27日から始まり2月2日に終わる日程と、ほとんどオフの週末がない。
まさに消耗戦となることを監督は言う。

トップリーグはこんなものではないぞは、中垣選手へのチャンスの言葉である。
トップリーガーたる力をアピールせよという監督からのメッセージである。

小柄な体を鍛えに鍛え、筋肉武装した中垣選手の体に芝がはりついている。

練習試合に訪れるどのチームもが驚く大久保グラウンドの美しい芝は、選手た
ちの練習でめくりあがり、芝が飛ぶ。

痛む体にテーピングを追加して巻く間も監督が中垣選手にさらに入れと促す。

厳しさはチャンスである。
男はそれに黙って応える。

残り2試合、試されるのではなく、彼が自分の力の限界を試す。

チームの若き中核選手は層を増すチームの要

堀川監督とともにファンも思う、試してくれ限界まで。ガッキー(中垣選手の愛称)!


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