BARで

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BARで

一日の最後は電気を消した部屋でパソコンを見て過ごす。

お気に入りの飲み物(最近酒はやめましたからコーヒーなど)を飲みながらブログを
見たり、お気に入りのサイトを見たりして夢を見ている。

「こんばんは」、便利なものでslype(スカイプ=パソコンを経由して会話したりチャッ
トなどができるプログラム)が立ち上がりおしゃべりの誘いが来た。

我が朋友、一緒に達人塾などを企画運営するKAZさんであります。

「会話いいですか」「了解」となればヘッドセットをつけて、パソコンを経由したおしゃべ
りができる。やはり生声で話すのは楽しく、また打ち合わせにも便利であります。

昨晩の話題は「BARに行こうよ」

彼はこの秋にウイスキーの蒸留所への小旅行を企画していて、賛同している。
もとよりシングルモルトを楽しむ彼の話はスカイプの向こうでグラスと氷の「カランカラ
ン」という音が聞える中で続く、喉が鳴る。強い酒香り高い酒が好きなのだ。

話は「AVANTI」に移る。おなじみのサントリーウェイティングバーの話。
二人の憧れの店であり、BAR探しの目標となる店でご存知のように架空であります。

「我々の年代ならもう似合うでしょうか」と聞き、「いいでしょう」と答えてもらう。

BARとはふらりと立ち寄り、酒をたのみ、氷が解けないうちに次の酒をたのむものだ
そうで三杯ほどで出てくると聞いた。
その間30~40分で、静かで心豊かな会話を楽しむのだそうだ。

まさにAVANTIで聴く世界で、ますます深夜の会話は進む。

互いのウイスキー体験(彼はかなりのオーソリティなのだが)を話し、冬のアウトドア
で飲む強い酒の勇気の話となる。

毎年冬はラグビー場の冷たい柴の上で写真を撮っている。
カメラは手袋ができず座っているから、冷たく凍る。
そんな時は安いポケット瓶が勇気をくれるのだ。

周りの報道カメラさんごめん、とウイスキーをグビリと喉で楽しみ腹に流し込めば、
「カッ」と体に芯が生まれ、勇気が沸いてくる。

「いいねいいね」と二人賛同し、近いうちにBARでと約束をする。
我々の世代は急がない、けれど思えば浮気はしないのだ。

続きはBARで、これはBAR探しの目的ともなる。「それでは今からまた一杯」と
言い、KAZさんがスカイプを切った。

「AVANTI」はイタリア語で”前進”を意味する。

我々に向けた言葉ではないか。よき友と静かに語り、その間にはシングルモルト。
そんな夜を実現しようと思うのだ。


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