帯に添兎

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帯に添兎
--手描塩瀬名古屋帯:大黒屋--

連れ添ういう仲良き言葉があり、連れ添いという慈しみの呼び方がある。

なにもかもが深まる心の秋が黒兎、共に手を繋いで迎える新しい歳を白兎が
表す。
添兎は根を深く張り枝を広げ、繁るめでたさに包まれております。

帯は身と心持ちを締める、重なることのめでたさを象徴する。

実りある光の中に生きる喜びを添兎たちは知っています。
踏みしめる地光り、光る地から生まれる芽が育ち、やがて添兎のよき棲家と
なるのです。

添う慶び、育て囲む幸こそめでたきことかな。

萩の花穂に月かかるとき、黄金豊かな暮らしは帯のように続き重なるのです。

<おしらせ>

私に光を教えてくださった”大黒屋”さんが一品ごとに込めた光彩る帯と着物の
展示会がはじまります。

秋冬展示会 9月14日(金)-9月30日(日) 10:00-20:00
きものと帯 大黒屋店内(浜北警察署東隣 586-3703)

”連れ添い”これはきり絵作家のichioさんのお好きな言葉と聞いております。
ご案内にあたり、この素敵な言葉をテーマにお借りいたしました。


タグ :ichio大黒屋

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この記事へのコメント
コメントいたします。
展示会のお知らせありがとうございます。
この帯の表現を活字で現すと素敵に成りますね。
私がデザイン表現いたしたかった全てを書いていただき恐縮しております。
  添うと言う意味意義は奥深く、帯は着物に添う品(しな)。
     粋(すい)と粋(いき)の世界に入ります。
  「添う」 私達は光に寄り添って生かされていると思いませんか。
     光が無ければシャッターも切れませんものね。
     光が無ければ色の演出も出来ませんものね。

     私の作品をブログに載せていただいてありがとう。
Posted by 大黒屋 at 2007年09月13日 09:20
大黒屋さん、コメントありがとうございます。
先日お話した、大黒屋さんの写真とのコラボの一回目です。
失礼ながら使わせていただきました。
書いたことは教えていただいたことばかりです。
大黒屋さんは、品(ひん)を作る。
私はそれを見てからですが何かお役に立てればと思っています。
Posted by イチローイチロー at 2007年09月13日 10:04
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    コメント(2)