フランスワールドカップのお話

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フランスワールドカップのお話

「ワールドカップに行ってきたんだって?」

ラグビー応援仲間のご夫婦がフランスへ行ったと聞き、そんな話題となる喫茶店。

「ねえ、フランスでもラグビーはラグビーっていうの?」、「ははは、それは同じ」

「なんか違いってあった?」

「そうだなあ、そうだ!トライはTRYなんだけど、テレビの画面では”ESSAI”と出る
んだよ」

「へえ、やっぱりフランス語名があるんだね」、そんなことを聞きたい

「そうそう、今回ねラグビー協会のある方から、トラジュビもフランスへ行くべきだって
意見もらいましたよ」

これは本当の話で、地域に根ざしてラグビーを広めるヤマハのファンサイトとして、地
域ぐるみでラグビーを盛り上げる現地の様子を見ない手はないと言われた。
思いもよらなかったのだけれど、期待されることはうれしい。

「ならば、次回ニュージーランドでのワールドカップに行こうか」、なんて話しでもりあが
る。

「ねえねえ、やっぱり現地ってラグビー好きの人が多いの?」と聞いてみた。

「うん、違うね、ジャパンのオーストラリア戦で、キックを選択した場面があったでしょう
、あの時は観客全員が同時のブーイングを行った、やっぱり楽しいラグビーを期待し
ているし、ラグビーのプレイもよく知っている」

うん、うん、確かにテレビ観戦でもそのブーイングは聞えた。

ご夫婦はさらに言う。

「ラグビーを楽しんでいる雰囲気が最高でね、違うチームを応援していても、肩を組んで
一緒に応援しあおうという感じがすごくしたんだよ」

ラグビーは紳士のスポーツと言われる。それがノーサイドの精神である。試合が終わ
ればラグビーを愛する同士、試合も相手あってこそだから互いに讃えあうのだ。

「ねえ、ラグビー好きになってよかった?」と、当たり前のことを聞いてみた。

「もちろん!フランスのあのラグビー好きな人が集まったスタジアムでラグビーを見れた
のは最高だったよ」とこたえてくれた。

スポーツは世界をつなぐ、そのスポーツが好きならば、国も越えてわかりあえ、一緒に
楽しむことができるのだ。

フランスのラグビーを知りたくなって、いろいろと調べてみた。
すると、フランスがワールドカップを盛り上げる為に、配布した資料が見つかった。

これで言葉をこえてラグビーを楽しんでほしいと言うフランスの心である。

フランス語学習キット(PDF形式) これにはもちろんラグビー用語の翻訳も含まれる。

素敵だからプリントして壁にはりたくなった。
今頃、ラグビー好きな国フランスへ行きたくなった。

4年後はニュージーランドである。今度は英語だ、大丈夫か?

イエース、ラグビー好きならブロークンでも通じてしまうのだ。



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