吼えろ!伊藤雄大

カテゴリー │ヤマハラグビー部

吼えろ!伊藤雄大

人一倍感激屋で明るくて、仲間に力を与えるようなやつを友達に持ちたい。

ヤマハの伊藤雄大(いとうゆうた 早稲田より入団3年目)がそんな男である。
さらに力持ちとくれば友人候補の一番になる。

入団時のインタビューで不敵にも「山村亮(ヤマハの3番)を越えに来た」と豪語
した伊藤選手をビッグマウスなのだと思っていた。
また入団したばかりの彼は、ギラリと睨み、辺りを睥睨(へいげい)するような選
手で決して好きにはなれなかった。

今年伊藤選手が変わった、じつは去年の9月のサントリー戦、終盤に交代出場
した彼をファインダーから見つめていた。

残りわずかな時間に、敵陣深くでペナルティをおかしたヤマハは最後の相手ボー
ルのスクラムを組んだ、そこに伊藤選手が投入され、「いくぞ!」と他のフォワード
を鼓舞した。

「いいぞ伊藤」、ゲームを支配するのは敵に勝つ心である。
相手を圧倒し、気圧されそうな仲間を鼓舞してスクラムをリードした伊藤選手が
入ったスクラムは、相手を押した。

相手スクラムハーフが入れたボールがスクラムの後ろに出た瞬間、圧倒したスク
ラムのプレッシャーに、キックで大きく陣を回復するはずの相手スクラムハーフの
ボールは真上へ飛んだ。

全員が高く飛んだボールを見た。

ヤマハの木曽キャプテンが長身を生かしてジャンプしてボールを確保し、ゴールラ
インを割ってトライをあげた。

以上のことが異様に熱い京都西京極のサントリーゴールで起きた。

それから伊藤雄大を見る目が変わり、ファンになった。

感激屋の伊藤選手はヤマハ入団三年目12節目、くしくもサントリー戦で、スタメン
となり3番を背負う。

伊藤選手は言う。「チームに力を与えて戦います」

伊藤選手の3番スタメンを始めて見るのは26日のサントリー戦、サントリーの監督
は早稲田の恩師でもあるあの清宮監督である。

堀川監督は言う。「ポテンシャル全てを使えばヤマハは強いのだ」

その強さを発揮させるのが、鼓舞する男、吼える男、伊藤雄大選手であります。

ヤマハの3番を注目下さい。


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