ブラック black

イチロー

2012年04月22日 09:26



和の色名に私たち日本人の感性を感じ、和の色を巡る旅をして
みようと思いたったのはさて、いつだったのでしょうか。

世界の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦して
います。

和の色を極めるならばその色帳を見よう、うれしいことにインタ
ーネット上には和の色を集めたDICのページが存在していた。

日本の伝統色 和色大辞典 http://www.colordic.org/w/
が紹介する色は465色に達する。

そして世界の伝統色 洋色大辞典 http://www.colordic.org/y/
が紹介する色は285色となる。

このブログでその色全てを旅してみようと思い立ったのは、私の
師匠「着物と帯 大黒屋」さんの教えからでした。
お会いする度に、次なるテーマを師匠からいただき、ここ数年の
修行としているのです。

和色の旅のはじまりでは師匠は「丁寧に」とテーマを示してくれた。
そして洋食のはじまりでは「もっと丁寧に」とテーマをいただいた。

そして私は和色の旅を「色辞典」として続け、さらに「洋食辞典」と
して続けてきたのです。

一日一色、その色と色名を見てインスピレーションを受けたことを
書き続けていけばきっと「丁寧」となるのではないか、そう思って師
匠の後を進む弟子は過ごしてきた。

そして洋色の最後の色「black」をしてその旅を終えることになりま
した。

次なるテーマはなにか、「光」の師匠である大黒屋さんに教えを乞い
に伺わなくては、流されやすい弟子など前へ進めはしないのです。

そして旅の終わりにあたり、「丁寧に」「もっと丁寧に」を知ることがで
きたかを考えているのです。
丁寧の心を、もっと丁寧にの心を毎日続けて書いてゆくことに求めた
二つの色の道を今、終えようとしています。

まずはここで師匠に一つの節になったことを報告いたします。
そしてある色の道を極めたことでひと息つこうとしています。

師匠、近々、おじゃまいたします。そして次なるテーマをいただきに
まいります。

最後に、色数とカテゴリーに書きためた数が違うのはご愛嬌、旅の
途中でどこかのカテゴリーに間違って登録されたのか、これは調べる
ことをしないのである。それが修行が足りないイチローらしいことなの
だと言い訳をしておく。

色辞典・洋色辞典おわり

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