シーズン終了の意味

カテゴリー │ヤマハラグビー部

シーズン終了の意味

2003-2004年トップリーグ開幕年のヤマハラグビー部のシーズンは日本選手
権の二回戦で終了しました。

選手と共に取材のポジションにいて毎シーズン選手たちから聞こえる声が
あります。

ヤマハの練習グラウンドに集まった選手の円陣から、「このチームでまだまだ
戦うぞ!」という声があがるのは、敗れたところでシーズンを終える試合に臨
む選手たちの心の叫びです。

シーズンを終えればチームを去る選手がいて、春には新人が入団してきます。
春からチームづくりをして9月のシーズン開始、そしてトップリーグ、マイクロソ
フトカップを経て日本選手権まで、長い戦いも、いつかは終わる。

その時に一年一緒に戦った仲間たちの誰かはまたチームを去るのです。

2004年3月13日、日本選手権緒戦を勝利したヤマハは宿敵東芝府中を相
手に二回戦に臨み、惜敗、この瞬間にヤマハとヤマハで戦う選手たちのシー
ズンが終了しました。

シーズン終了の意味

ピッチに集まった選手たちが囲むのはヤマハを関西リーグ時代から支え、公
式戦最多出場記録を持つ鉄人”浜浦幸光”選手がチームから荒っぽいねぎら
いを受けた後、宙に舞います。

シーズン終了の意味

続いて海外チームへの移籍を希望し、ヤマハでの選手生活を終える四宮洋
平選手が胴上げを受けます。

シーズン終了の意味

鉄人浜浦選手はチームからお菓子のレイをかけられ多くのチームスタッフや
応援団の待つメインスタンド前に戻ってきます。

1シーズンのみのチームは、来シーズンはまた新しいチームに生まれ代わり
ます。

それでも選手たちは戦い続けるのは、ラグビーには「ラグビーで得た友情は
一生のものだ」という言葉を信じているからです。
そして、その言葉はチームと応援団の間でも同じなのでした。

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ヤマハへの応援の心はSEAESな二人でも書いています。


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