2008年12月10日09:08
「葉っぱのお皿、木の実のお椀、ままごと遊びの日は帰らない」
有名な松本隆さんの詞による太田裕美さんの”ドール”の一節です。
ある年代の友人たちの間では太田裕美さんは特別な存在で、デビューした
NHKの”ステージ101”の後期に登場した彼女は誰もが守ってあげたい存在
でした。
101解散後、CBSソニーからデビューする彼女の作詞を担当したのが”歌謡
曲”は初めてという松本隆さんでした。
今でこそ”歌謡曲”などとは呼ばなくなりましたが、当時は演歌から若きアイ
ドルやバンドまでをひとくくりされて呼ばれていた。
その混沌とした世界にデビューするお嬢さんな太田裕美さんの世界を担当
して歌謡曲の中にまた一つのジャンルを作ったのが松本隆さんによる太田
裕美さんの世界でした。
葉っぱのお皿≫
カテゴリー │焼きモノ書き
「葉っぱのお皿、木の実のお椀、ままごと遊びの日は帰らない」
有名な松本隆さんの詞による太田裕美さんの”ドール”の一節です。
ある年代の友人たちの間では太田裕美さんは特別な存在で、デビューした
NHKの”ステージ101”の後期に登場した彼女は誰もが守ってあげたい存在
でした。
101解散後、CBSソニーからデビューする彼女の作詞を担当したのが”歌謡
曲”は初めてという松本隆さんでした。
今でこそ”歌謡曲”などとは呼ばなくなりましたが、当時は演歌から若きアイ
ドルやバンドまでをひとくくりされて呼ばれていた。
その混沌とした世界にデビューするお嬢さんな太田裕美さんの世界を担当
して歌謡曲の中にまた一つのジャンルを作ったのが松本隆さんによる太田
裕美さんの世界でした。
”ドール”は歌詞にもあるように横浜ドール、つまりは青い目をしたお人形を
の話が伏線となっています。
葉っぱのお皿も木の実のお椀も、「大きくなったら何になる?」「花嫁よ」と
いうままごと遊びの言葉として使うことで大人になっても幼い恋をする自分
に重ねてみる。
松本隆さんの詞がつくる太田裕美さんの世界は、歌を越えてそのまま物語
を進めていきます。
作詞にしてドラマを作り上げ、その主人公に太田裕美さんを置く。
ままごとのままの大人前期の恋をセルロイドの海と色紙の船だと歌い、その
船に乗る物語を綴ったのでした。
葉っぱのお皿の恋、人はいくつになっても育たずそのままの自分をどこかに
残しているのです。
写真提供:「Round table」ギャラリー通信!どの
の話が伏線となっています。
葉っぱのお皿も木の実のお椀も、「大きくなったら何になる?」「花嫁よ」と
いうままごと遊びの言葉として使うことで大人になっても幼い恋をする自分
に重ねてみる。
松本隆さんの詞がつくる太田裕美さんの世界は、歌を越えてそのまま物語
を進めていきます。
作詞にしてドラマを作り上げ、その主人公に太田裕美さんを置く。
ままごとのままの大人前期の恋をセルロイドの海と色紙の船だと歌い、その
船に乗る物語を綴ったのでした。
葉っぱのお皿の恋、人はいくつになっても育たずそのままの自分をどこかに
残しているのです。
写真提供:「Round table」ギャラリー通信!どの
この記事へのコメント
みんなおもってるんじゃないの。
Posted by たんきち at 2009年03月06日 11:21
たんきちさん、そうですね。
Posted by イチロー at 2009年03月06日 14:58