2009年12月25日09:12
一年は365日からなり、一日いににち光と共に進む、私たちはその中に大いなる自然
の一部として暮しています。小さなものも人間も同じ条件の光を浴びて生きている。
どれも特別なものではないのです。
その光の中の仲間に色の名をつけて呼んできたのが私たちの伝統です。
今朝は飴色(あめいろ)です。
飴を字引いてみますと過去には阿米と言ったという、文字通り米のでんぷんから作り
ましたものを飴と言った。
黄金色の際にもお話しましたように、大切な米を二次加工した飴は贅沢品の極みで
あったろうと思います。
じつはときどきこのブログでも登場いたします馴染みのお店、浜松の肴町に林麹店
(林こうじ店)がありますが、そこで水飴を売っております。
水飴などもう食べることもなくなりましたが、年寄りが好きで買っておりますが、これを
箸にとりましてクルクルと回しますと透明な飴に色がついてまいります。
それを口に入れて自然なる甘さを楽しむ。食べるまでの懐かしい段取りを経て食し
ます水飴の甘露なこと。 懐かしいと思われる方はお試しください。
浜松には春と秋にお鴨江さんの縁日がありまして、ここでは芋飴を売っている。
最近は黄金虫のような子となりまして、子ではなく親に飴を食べさせております。
飴色とは美しい甘さの色、そこに懐かしさが加わりましてえも言われない美味さとな
る。色と同時に残していきたい飴の味がございます。
くるくる回して口に入れてあげましょうね。
飴色あめいろ≫
カテゴリー │色字典
一年は365日からなり、一日いににち光と共に進む、私たちはその中に大いなる自然
の一部として暮しています。小さなものも人間も同じ条件の光を浴びて生きている。
どれも特別なものではないのです。
その光の中の仲間に色の名をつけて呼んできたのが私たちの伝統です。
今朝は飴色(あめいろ)です。
飴を字引いてみますと過去には阿米と言ったという、文字通り米のでんぷんから作り
ましたものを飴と言った。
黄金色の際にもお話しましたように、大切な米を二次加工した飴は贅沢品の極みで
あったろうと思います。
じつはときどきこのブログでも登場いたします馴染みのお店、浜松の肴町に林麹店
(林こうじ店)がありますが、そこで水飴を売っております。
水飴などもう食べることもなくなりましたが、年寄りが好きで買っておりますが、これを
箸にとりましてクルクルと回しますと透明な飴に色がついてまいります。
それを口に入れて自然なる甘さを楽しむ。食べるまでの懐かしい段取りを経て食し
ます水飴の甘露なこと。 懐かしいと思われる方はお試しください。
浜松には春と秋にお鴨江さんの縁日がありまして、ここでは芋飴を売っている。
最近は黄金虫のような子となりまして、子ではなく親に飴を食べさせております。
飴色とは美しい甘さの色、そこに懐かしさが加わりましてえも言われない美味さとな
る。色と同時に残していきたい飴の味がございます。
くるくる回して口に入れてあげましょうね。