2011年03月18日09:31

五十三年も生きていれば自分が見えてくる。自分だけでは知り
えないことを知ろうと何かを努力してみる。私にはそれを示し
てくれる師匠がいる。
着物と帯 大黒屋の桑原さんご夫妻である。
日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。
2009/12/15 桜色からはじまったこの「色字典」は和色大辞典と
いうサイトに掲載されている日本の伝統色456色を巡るものと
して始めた。
毎日一色づつ進み、今日その456色目に達した。
色字典をはじめる前に師匠からいただいた言葉は「丁寧に」と
いう言葉だった。
丁寧に(生きる)ことに対し何かを始めなければ性格からして
流されてしまう。
着物や帯づくりを通じて毎日まいにち「光の色」を見て経験を
続けた師匠の言う「丁寧に」はなんだろうか、ならば何か色の
勉強をしようとこの色字典をはじめてみたのである。
何日か前にこれを終えたらささやかな「丁寧」に自らのお祝い
をしようと企んでいた。
けれども世の中は変わり、丁寧なる道はさらに遠くなった。
きっと師匠は「もっと丁寧に」とおっしゃるだろうと思う。
人生とは修行の道である。道はまだ中途である。
世は「暗黒色」に覆われている。
けれども振り返り、元に戻れば「桜色」がそこに来ているのだ
とも知る。
次に「洋色」という色の道がありその道は285日の道である。
和も極めずして洋を語るかと云うなかれ、まだ「丁寧に」が
わからぬのだ。
何かに夢中になっていれば苦しいことから一瞬逃れられるのだ
と云うが、道を歩くのも修行という苦行でもある。
けれど色を見つけ歩く旅はまだ続くのだと新しいドアを開けた
いと思う。
まずは日本の伝統色の道を「毎日」という丁寧を行ってみた。
さて次はどんな丁寧ができるだろうと考えている。
最後の色が「暗黒色」、師匠は大黒屋さん。考え落ちれば桜色
の手前にいるのだと思っています。
師匠ありがとうございます。
暗黒色あんこくしょく≫
カテゴリー │色字典

五十三年も生きていれば自分が見えてくる。自分だけでは知り
えないことを知ろうと何かを努力してみる。私にはそれを示し
てくれる師匠がいる。
着物と帯 大黒屋の桑原さんご夫妻である。
日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。
2009/12/15 桜色からはじまったこの「色字典」は和色大辞典と
いうサイトに掲載されている日本の伝統色456色を巡るものと
して始めた。
毎日一色づつ進み、今日その456色目に達した。
色字典をはじめる前に師匠からいただいた言葉は「丁寧に」と
いう言葉だった。
丁寧に(生きる)ことに対し何かを始めなければ性格からして
流されてしまう。
着物や帯づくりを通じて毎日まいにち「光の色」を見て経験を
続けた師匠の言う「丁寧に」はなんだろうか、ならば何か色の
勉強をしようとこの色字典をはじめてみたのである。
何日か前にこれを終えたらささやかな「丁寧」に自らのお祝い
をしようと企んでいた。
けれども世の中は変わり、丁寧なる道はさらに遠くなった。
きっと師匠は「もっと丁寧に」とおっしゃるだろうと思う。
人生とは修行の道である。道はまだ中途である。
世は「暗黒色」に覆われている。
けれども振り返り、元に戻れば「桜色」がそこに来ているのだ
とも知る。
次に「洋色」という色の道がありその道は285日の道である。
和も極めずして洋を語るかと云うなかれ、まだ「丁寧に」が
わからぬのだ。
何かに夢中になっていれば苦しいことから一瞬逃れられるのだ
と云うが、道を歩くのも修行という苦行でもある。
けれど色を見つけ歩く旅はまだ続くのだと新しいドアを開けた
いと思う。
まずは日本の伝統色の道を「毎日」という丁寧を行ってみた。
さて次はどんな丁寧ができるだろうと考えている。
最後の色が「暗黒色」、師匠は大黒屋さん。考え落ちれば桜色
の手前にいるのだと思っています。
師匠ありがとうございます。