2010年01月19日09:15

野山が色づく秋のはじまり、最初に紅葉するのが漆(ウルシ)の木で、道端に
それを見つければ紅葉の始まりと知ります。
日本の伝統色の色とその名を見て何が書けるかの挑戦をしています。
今朝の色は櫨色(はじいろ)です。
漆ほどではないが触るとカブレてしまうと言われるのが櫨の木、漆にも似て
対になった色を見つけることができます。
櫨染と言う色を紹介済みですが草木染めの常として櫨(ハゼ)の葉の色に比
べて薄い色となる。これが面白さというところなのでしょう。
色の名をつけるにあたり、まずは野山にその色を見つけて名づけて覚える。
その後にそれが染料となることを発見して名づける。
その色が櫨色(はじいろ)と櫨染(はじぞめ)に分かれて伝えられてゆく。
色の名を体系づけるには長い長い年月を経た色名の伝承があるのでしょう。
そこには色をリードし、新しい色を見つけ作る貴族などのファッションがあった
のかと思います。
時にテレビなどで今年の流行色はというものを見ることがあります。
今や色は世界のファッションを決めてかかっているのです。
さてそれはどんな方が決めているのか。決められた今年の色は市場に溢れ
ることとなりファッション界を潤してゆく。
どのようなものも産業構造となった今に新しい色見つけ、伝えられる色はあ
るのでしょうか。
櫨色はじいろ≫
カテゴリー │色字典

野山が色づく秋のはじまり、最初に紅葉するのが漆(ウルシ)の木で、道端に
それを見つければ紅葉の始まりと知ります。
日本の伝統色の色とその名を見て何が書けるかの挑戦をしています。
今朝の色は櫨色(はじいろ)です。
漆ほどではないが触るとカブレてしまうと言われるのが櫨の木、漆にも似て
対になった色を見つけることができます。
櫨染と言う色を紹介済みですが草木染めの常として櫨(ハゼ)の葉の色に比
べて薄い色となる。これが面白さというところなのでしょう。
色の名をつけるにあたり、まずは野山にその色を見つけて名づけて覚える。
その後にそれが染料となることを発見して名づける。
その色が櫨色(はじいろ)と櫨染(はじぞめ)に分かれて伝えられてゆく。
色の名を体系づけるには長い長い年月を経た色名の伝承があるのでしょう。
そこには色をリードし、新しい色を見つけ作る貴族などのファッションがあった
のかと思います。
時にテレビなどで今年の流行色はというものを見ることがあります。
今や色は世界のファッションを決めてかかっているのです。
さてそれはどんな方が決めているのか。決められた今年の色は市場に溢れ
ることとなりファッション界を潤してゆく。
どのようなものも産業構造となった今に新しい色見つけ、伝えられる色はあ
るのでしょうか。