イチロー的こころ（旧版）

桃花色なんぞと聞けばちょうど季節でありまして、毎度ひとつ覚えの山梨県御坂あた
りからの景色のお話を書きたくなる。

ひとつ覚えでありましてこの話はしつこい、となればもう一つ桃の花の話題があるの
です。

日本の伝統色のその色と名前から何が書けるか、挑戦しております。

今朝の色は桃花色（ももはないろ）です。

料理人の友人、これは女性でありまして訪問することになりましたので、何か持って
ゆくものはないか、こんなことを桃の花の季節に思いついた。

男っぷりのよい女性でありまして、うん、と思いつきましたのが桃の花でありました。
かつて女性用のハンドクリームでよく売れていたことを思いつきました。

女性に花をプレゼントするのは照れくさくても、桃の花ならば洒落になるでしょうと思い
つき、さっそくドラッグストアにまいりました。

古いブランドでありますが片隅にありまして無事、お渡しいたしました。

桃の花だのキンカンだの、命の母などという懐かしい薬類、男の子にはあまりなじみ
がない、大人の女性が使うものは興味があったものでした。

それにしても、キンカン。「嫁にもたせにゃはたらかん」・・こんな時代もありましたかね。