イチロー的こころ（旧版）

鳩は平和の象徴である。公園に行き、弁当のご飯粒でもあげて鳩を集めては
人に驚き飛び立つ彼ら彼女らを見る。

日本の伝統色のその色と名前から何が書けるかに挑戦しています。

鳩と書いて政治を語るのは他に任せて、鳩は人と共棲するほどに近くに棲み
鳥と意識するほどのこともない。

アウトドア雑誌でワシタカ類の見分け方という特集がありました。

飛んでいるワシタカ類を見ての見分け方を図示しているものでしたが、まず
紹介されるのが「トビ」、よく見かけるだけに「トビ」、「トンビ」を改めてワシタカ
類だと認識する。

当たり前のようですが、じつは当たり前にトンビだと思っているのです。

同じネコでもヤマネコは珍しく、トラやライオンなら恐ろしい、犬でもオオカミは
珍しい、近くにいるネコも犬は日常になっているのです。

さて鳩、鳩など珍しくないと思っているから、金持ち鳩について興味を抱くこと
はない。

適当に鳩の餌をあげているだけでは、鳩を育てることにもならない。

鳩は人と共棲し、人に近くいるだけで実はどういう生態なのかは興味を持た
ないのではいけないのです。

さて鳩とは鳥であったかと思うことから始めねばなりません。