煎茶色せんちゃいろ

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煎茶色せんちゃいろ

静岡県に生まれればお茶は日常であり、その茶のレベルの高さを旅を
して知る。普段遣いであってもその茶は口が奢った私たちの茶レベル
をあげているのです。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦しています。

茶色とは緑深くだしたお茶の色であると思うのは茶処の人、全国には
ほうじ茶を普段飲みに使っていたり、まるで茶を産すことのない県ま
である。ゆえに茶とは同じレベルで飲まれてはいないのである。

せっかく宿について淹れていただいた茶なれど口にあわず、静岡県人
は残念にも思う、ゆえに旅に茶を持ち歩く人までいる。

茶作りは摘んだばかりの茶葉新鮮なままに加工をしてゆく。
蒸して揉み捻り、針のようになった茶に深緑の艶があるように仕上げ
てゆく。

これが茶色である。

静岡県人は茶にこわだるから、レベルはさらにあがってゆく、新茶、
一番茶は貴重とされ、県内の産地別にまた評価を変えている。
口が奢れば、その色名を気にしてしまう。私たちは茶の味の最上級なる
ものを覚えてしまっている。

豊かであり、また旅では残念なこともある。


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