藍色あいいろ

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藍色あいいろ

藍色の連想は炭鉱である。高校時代に夢中になって読破した五木博之
の青春の門の色であり、山崎ハコの歌である。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦しています。

「一番好きな藍色の空」と歌うこの歌のLPレコードを持っていた。
そのレコードの歌声に青春の門がかぶり、デビューしたばかりの大竹
しのぶが重なり、筑豊のボタ山がかぶるのである。

五木博之の世界は東欧でありロシアであり白い雪であり黒い陰である。
その世界を読み込めば自分がまるでシベリア鉄道に乗って旅をするこ
とを想像する。

そして筑豊に同じ色を見つけたのが藍色である。

山崎ハコを聴いていた時代に五木博之を読んでいた。そして僕は別の
音楽を聴きだし、それを楽しむようになった。

音楽は聴いて影響されるより弾いて歌って楽しむものになった。
ボタ山も筑豊も遠くなり、藍色はまた別の色に見えるようになった。

それでも北を旅する興味だけは今も持っている。そこでどんな色を
見つけるのかと興味を持っている。


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