2010年11月22日09:30
かつて小学生の頃、高度成長時代のその中で私たち子供は習い事
の一つや二つも通っていた。
日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦していま
す。
小学校の向かいにある文房具店の奥にある書道塾には学校帰りに
寄り、手本通りに筆を使って書くのは楽しい時間でありました。
下の級からはじめるから最初はどんどんと進級する。
書道の腕がある母もよい筆を買ってくれたから仲間より太くて
立派な字が書けたから少し得意になって書いていた。
書いてしまうと正面にいる先生に見てもらう。
先生は朱色の墨を使って、ヒョイヒョイと直しを書いてくれる。
その筆の進みの見事さ面白く覗きこんでいた。
墨の匂いがする寺子屋のような塾は墨汁は使わず墨を摺ること
を教えてくれた。父や母の年賀状書きの前に得意になって墨を
摺っていた。
きっと今頃の夜、そんなことをしていたように思い出す。
そして一度あの朱色の墨を使ってみたいと思っていたことも
思い出している。
朱色しゅいろ≫
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かつて小学生の頃、高度成長時代のその中で私たち子供は習い事
の一つや二つも通っていた。
日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦していま
す。
小学校の向かいにある文房具店の奥にある書道塾には学校帰りに
寄り、手本通りに筆を使って書くのは楽しい時間でありました。
下の級からはじめるから最初はどんどんと進級する。
書道の腕がある母もよい筆を買ってくれたから仲間より太くて
立派な字が書けたから少し得意になって書いていた。
書いてしまうと正面にいる先生に見てもらう。
先生は朱色の墨を使って、ヒョイヒョイと直しを書いてくれる。
その筆の進みの見事さ面白く覗きこんでいた。
墨の匂いがする寺子屋のような塾は墨汁は使わず墨を摺ること
を教えてくれた。父や母の年賀状書きの前に得意になって墨を
摺っていた。
きっと今頃の夜、そんなことをしていたように思い出す。
そして一度あの朱色の墨を使ってみたいと思っていたことも
思い出している。